所得金額調整控除の適用を受けるためには、その年の給与等の収入金額(課税支給額の合計金額)が850万円を超えていて、かつ以下の要件のいずれかを満たす必要があります。
- 従業員本人が特別障害者
- 同一生計配偶者が特別障害者
- 扶養親族が特別障害者
- 扶養親族が年齢23歳未満
上記要件を満たさない場合、このふせんが表示されます。
ふせんの内容を確認して、以下の手順に沿ってふせんをはがしてください。
システムふせん内容の確認手順
- [年末調整]画面左下に表示される[ふせんを確認してください]を確認して、「所得金額調整控除の適用を受ける要件を満たしていません」をクリックします。[年末調整]画面右側に、システムふせん内容が表示されます。
- ふせん内容を確認して、[このふせんが付いた従業員の一覧を確認する]をクリックします。
- 該当する従業員が絞り込まれた状態で[進捗一覧]画面が表示されます。
[基・配・所]にシステムふせん(赤いふせん)が貼られていることを確認します。
赤枠の部分をクリックして、[基・配・所控除申告書]を表示します。 - [基・配・所控除申告書]で緑色の項目をクリックします。
[扶養控除等情報入力]画面が表示されます。
所得金額調整控除の対象としている本人、扶養親族(家族)の設定を確認してください。
※所得金額調整控除の要件は以下のとおりです。
- 従業員本人が特別障害者
- 同一生計配偶者が特別障害者
- 扶養親族が特別障害者
- 扶養親族が年齢23歳未満
- [扶養控除等情報入力]画面の設定に誤りがあれば修正します。
誤りがない場合は、課税支給額の合計金額が正しいかを確認します。手順6に進みます。
誤りを修正すると、以下のメッセージが表示される場合があります。[はい]をクリックして進みます。
年税額が再算出され、矛盾が改善することにより、ふせんが自動ではがれます。
手順7に進みます。 - 年末調整ナビの[4.年税額を算出しよう]から[年調明細個人別]をクリックします。
[課税支給額]の[合計]が850万円超であるかを確認します。誤りがある場合は年税額を再算出します。
年税額の算出をやり直す方法
「所得金額調整控除の適用を受ける要件を満たしていません」のふせんが自動ではがれます。 - 該当する従業員の修正がすべて完了したら、「年税額が再計算された」の[はがす]をクリックします。
- 「ふせん【年税額が再計算された】をすべてはがしてよろしいですか?」のメッセージが表示されます。 [はい]をクリックして、ふせんをはがします。
システムふせん(赤いふせん)の種類
詳細は、 システムふせん(赤いふせん)のはがし方 を参照してください。