スマート取引取込に取り込めるCSVファイルの各項目の形式について説明します。操作手順は次のFAQを参照してください。
CSVファイルを取り込むには以下を満たしている必要があります。
- 1データが1行で入力され、すべての行が同じ列数であること
- カンマ区切りのCSV形式であること
項目内のデータに半角のカンマが含まれる場合は、区切り文字と区別するため、その項目をダブルクォート(")で囲みます。例えば、項目のデータが「1,000」の場合は、「"1,000"」と入力します。 - 1ファイルあたり200KB未満であること
- CSVファイルを保存する場合「Shift-JIS」形式で保存されていること
MacでCSVファイルを保存する場合[テキストエンコーディング]では[(日本語)Shift-JIS]を選択して保存します。保存方法は、Appleのヘルプ等を参照してください。
取り込み時に「読み込めない行が含まれています」が表示された場合
CSVファイルを取り込む際にエラーメッセージ「読み込めない行が含まれています」が表示された場合、該当の項目に下記の「取引データの形式」以外の値が入力されていないか確認してください。
また、CSVファイルにヘッダー行(項目名が入力されている行)が含まれている場合、何行目のデータから取り込むかを指定する必要があります。
取引データの形式
「日付」、「入金」、「出金」が必須項目です。
「入金」と「出金」は1列にまとめることもできますが、その場合「出金」はマイナスの値で入力する必要があります。
<CSVファイルのイメージ>
Excelなどの表計算ソフトで作成する場合
1行目のヘッダー行は任意です。上記のような表形式のデータをカンマ区切りのCSV形式で保存します。
カンマ区切りのCSV形式で保存したファイルを、メモ帳などのテキストエディターで開くと下記のように表示されます。
この例では入金、出金のデータに半角カンマが含まれるため、「"20,000"」のようにダブルクォート(")で囲まれて表示されます。
列 | 条件 | 項目名 | 桁数 | 型 | 備考 |
1(A) | 必須 | 日付 | 11 | 文字 | <記入例>
会計期間の前期から翌期以外の取引は取り込めません。 |
2(B) | 必須 | 入金 | 9 | 数字 |
金額は入金と出金の2列に分けるか、1列で入金はプラス、出金はマイナスの値とします。
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3(C) | 必須 | 出金 | 9 | 数字 | |
4(D) | 摘要 | 80 | 文字 | 取引先の名前や取引内容を入力します。80文字を超える部分は取り込み時に切り捨てられます。 | |
5(E) | 軽減税率 | 文字 | 軽減税率対象の取引に「※」などの記号を記載します。空欄の場合は、軽減税率対象外の取引として取り込まれます。 |
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6(F) | 部門 | 24 | 文字 | <弥生会計で部門を設定して使用している場合のみ> 弥生会計で最新の処理年度に登録されている部門と同一文字列を入力します。異なる文字列を入力した場合、取り込むことができません。 |
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7(G) | 請求書区分 | 文字 | 空欄の場合、弥生会計製品の科目設定に従って自動的に設定されます。スマート取引取込の画面上では「指定なし」として取り込まれます。 なんらかの記号や文字が記載されている場合、「区分記載」として取り込まれます。
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