[仕訳ルール設定]画面では、特定の条件に当てはまる取引の科目に、指定した科目を自動で割り当てる仕訳ルールを設定できます。
また摘要を変更することもできます。
<運用例>
科目の変更
摘要から勘定科目(補助科目)を指定する
摘要に「電気代」を含む取引の場合、勘定科目「水道光熱費」、補助科目「電気代」の仕訳を作成する。
仕訳ルール設定で、以下の設定を行います。
摘要と金額から勘定科目(補助科目)を指定する
摘要に「取引A」を含む取引で、税込金額が110,000円未満の場合は勘定科目「消耗品費」、税込金額が110,000円以上の場合は勘定科目「工具器具備品」の仕訳を作成する。
仕訳ルール設定で、以下の設定を行います。
口座ごとに補助科目を指定する
普通預金「B銀行口座1」を含む取引の場合は勘定科目「現金」、補助科目「B銀行口座1」、普通預金「B銀行口座2」を含む取引の場合は勘定科目「現金」、補助科目「B銀行口座2」の仕訳を作成する。
仕訳ルール設定で、以下の設定を行います。
摘要の変更
摘要に「フリコミテスウリョウ」を含む取引の場合、勘定科目「支払手数料」、摘要「振込手数料」の仕訳を作成する。
仕訳ルール設定で、以下の設定を行います。
適用する条件を部分一致(「を含む」)で「フリコミテスウリョウ」と設定し、取り込まれる取引の摘要が「フリコミテスウリョウ12ガツブン」の場合「振込手数料12ガツブン」と変更されます。
「12ガツブン」が不要な場合は、適用する条件を完全一致(「と一致する」)で「フリコミテスウリョウ12ガツブン」と設定すると「振込手数料」に変更されます。
- 半角全角、大文字小文字は区別されません
YAYOIとYAYOI、YAYOIとyayoi、などは同じ摘要文字列とみなします。 - 同じ摘要に複数の仕訳ルールは設定できません
同じ摘要で登録すると、登録済みの仕訳ルールが上書きされます。
完全一致(「と一致する」)と部分一致(「を含む」)や、金額の指定範囲が異なる仕訳ルールはそれぞれ登録することが可能です。
- 完全一致(「と一致する」)が部分一致(「を含む」)より優先されます
下記のルールを設定した場合摘要 条件 選ばれる科目 弥生株式会社 と一致する 通信費 弥生株式会社 を含む 消耗品費
- 金額が指定されている仕訳ルールが、金額が未指定の仕訳ルールより優先されます
下記のルールを設定した場合摘要 条件 選ばれる科目 金額 弥生株式会社 と一致する 工具器具備品 未指定 弥生株式会社 と一致する 消耗品費 上限額を税込109,999円で設定
- 部分一致(「を含む」)は後から登録したルールが優先されます
下記のルールを設定した場合摘要 条件 選ばれる科目 ルール登録日 弥生 を含む 消耗品費 2021/12/20 弥生株式会社 を含む 通信費 2021/12/10
後から設定したルールが上に行表示されます。
- 仕訳ルールの一覧では、優先されるルールから順に表示されます