適格請求書(インボイス)では消費税計算と端数処理が一度と決まっているため、弥生販売の消費税計算(税転嫁)を変更すると、納品書(売上伝票)の合計額の表示が変わります。
以下の図のように、[税抜額]と[消費税額]は空欄になり、[合計額]は税抜売上額(消費税を含まない金額)が表示されます。
印刷の設定で、表示を変更することはできません。
納品書(売上伝票)に「消費税は請求時に計算すること」を記載したい場合
帳票レイアウタで「固定文字の追加」を行うことで、以下のような文章を納品書(売上伝票)に記載することができます。
例)消費税額は請求時に計算します。
帳票レイアウタで「固定文字の追加」を行う操作方法は、以下を確認してください。
帳票レイアウタの操作手順
※弥生販売 スタンダードをご利用で「(販売11形式)」と記載がある書式を使用している場合、帳票レイアウタの編集は行えません。
以下のいずれかの方法を検討してください。
- 「(販売11形式)」と記載がない書式を使用する
汎用用紙に罫線付きの書式で印刷していた場合は、以下を参照してください。
売上伝票(納品書)や請求書を罫線付きで出力したい - [帳票自社名設定]に「消費税は請求時に計算すること」を入力する
帳票自社名の設定 - 売上伝票表題部の[摘要]欄(伝票摘要)に「消費税は請求時に計算すること」を入力し、納品書のフッターに印刷する
[伝票摘要台帳]に定型文を登録しておくと、コードを入力することで呼び出すことができます。
伝票摘要の登録、修正、削除