
交付した適格請求書、適格簡易請求書、適格返還請求書に誤りがあった場合、相手方へ修正した適格請求書、適格簡易請求書、適格変換請求書を交付する必要があります。
(これより以下は、適格請求書、適格簡易請求書、適格返還請求書を「適格請求書等」と記載します。)
適格請求書等の修正方法は、以下の2つの方法があります。
①誤りがあった事項を修正し、改めて記載事項のすべてを記載したものを交付する
②当初に交付したものとの関連性を明らかにし、修正した事項を明示したものを交付する
なお、修正した適格請求書等を交付した事業者は、当初交付した適格請求書等の写しおよび修正した適格請求書等の写しの保存が必要です。
適格請求書等の修正方法、発行・交付方法の詳細は、国税庁ホームページで確認してください。
(消費税の仕入税額控除制度における適格請求書保存方式に関するQ&A 問33 修正した適格請求書の交付方法)
なお、法令改正等で問の番号が変更になり、適切なページへ遷移できない場合がございます。あらかじめご了承ください。
弥生請求 Nextで修正インボイスを作成する場合、「複製」の機能をお使いいただき、①の方法で対応できます。
なお、作成後は修正した適格請求書等の写しの保存を行うために「確定」を行い、弥生証憑 Nextへの自動連携をお願いいたします。
手順の詳細は、以下のとおりです。
- メニューの[請求書]-[請求書]をクリックします。
- 複製したい証憑の[その他]から[複製]をクリックします。
証憑番号を選択し、詳細画面から[複製]することもできます。
- 修正箇所を編集し内容を確認後、[請求書を保存]をクリックします。
件名(タイトル)を修正したものとわかるように変更することができます。
複製後は、「請求日」と「請求書番号」が自動で変更されているため、確認してください。
また「お支払い期限」は手動で修正してください。 - 請求書の内容が問題なければ、請求書を発行します。発行後は、[請求内容を確定]をクリックします。
当初交付した適格請求書等の写しおよび修正した適格請求書等の写しは、「確定」後、弥生証憑 Nextで確認し、保存してください。
弥生証憑 Next の発行証憑(控え)から、「取引先名」「発行日」(=請求日)などで検索すると確認できます。
詳細は、
弥生請求 Nextからアップロードされた証憑の確認
を確認してください。