事業グループとは、弥生の製品やクラウドサービスを契約・利用するための管理単位です。
会社や事業所ごとに、契約情報やデータをまとめて管理できます。
事業グループの参加メンバーは、共通の契約情報(サービス契約ID)に基づいて各サービスを利用できます。
※事業グループに参加するには、弥生ID(メールアドレス)が必要です
本FAQでは、次の内容についてご案内します。
- 事業グループでできること
- 事業グループの構成
- 事業グループとデータの関係
- 事業グループの作成タイミング
事業グループでできること
主に以下3つです。
- 「クラウドサービス」「デスクトップソフトのあんしん保守サポート」の契約管理
契約プランや契約内容を確認したい - クラウドサービスの利用
クラウドサービス - 会計事務所などとクラウドサービスのデータを共有
会計事務所とのデータ共有で許可する操作
事業グループの構成
以下5つで構成されています。
| 事業グループ | 弥生の製品・サービスを一緒に利用するための管理単位 |
| 管理者(メンバー) | 事業グループの管理者・複数人設定可能 |
| 利用者(メンバー) | 製品・サービスの利用者 |
| サービス契約ID | 各製品の7桁の番号(お客様番号) |
| ライセンス割り当て | サービスを利用するメンバーに管理者が割り当てる |
事業グループ
弥生の製品やクラウドサービスを契約・利用するための管理単位です。
会社や事業所ごとに、契約情報やデータをまとめて管理できます。
事業グループの参加メンバーは、共通の契約情報(サービス契約ID)に基づいて各サービスを利用できます。
管理者(メンバー)
契約情報の変更、メンバーの追加・削除などを行います。
事業グループには最低1名以上の管理者が必要です。(※1)
同じグループ内で、複数の管理者を設定することも可能です。
事業グループに1つのみ弥生IDが参加している場合、その弥生IDが自動的に管理者IDとなっています。
利用者(メンバー)
事業グループに利用する弥生IDをメンバーとして参加させます。
1つの弥生IDは、1つの事業グループのみ参加可能です。(※2)
事業グループに参加させたメンバーの役割に合わせて操作権限を付与します。
管理者によって付与された権限の範囲内で、マイポータル上の操作やクラウドサービスを利用できます。
事業グループの管理者と利用者は何が違うのですか?
サービス契約ID
クラウドサービスや一部デスクトップソフトのサービス契約ID(※3)は、事業グループに紐づいています。
1つのサービス契約IDは、1つの事業グループのみ紐づけることができます。
サービス契約ID(お客様番号)とは何ですか?
ライセンスの割り当て
クラウドサービスを利用する場合、利用するメンバーの弥生IDにライセンスの割り当てを行います。
ライセンスとはどういうものですか?
【例】
- 会社Xで弥生会計を利用している担当者が3名(Aさん、Bさん、Cさん)
- 事業グループの管理者はAさん
- スマート証憑管理は、Bさんだけが利用する
AさんがBさんをメンバー招待して、Bさんにライセンスの割り当てを行う - 上記に弥生給与Nextの契約を追加、担当者が2名(Aさん、Bさん)
Aさんが契約手続きを行い、Bさんにライセンスの割り当てを行う(※4) - Cさんは、事業グループに参加していないためクラウドサービスが利用できない
- 担当者1名、利用したい弥生IDが1つ、クラウドサービスの利用が不要でも契約手続きを行えるようにするため、利用している弥生IDを事業グループへ参加させる必要があります。
- 1つの会社でも以下の場合、事業グループを分けて利用していただくケースがあります。
- 同じクラウドサービスを使って複数事業所のデータ入力を行いたい
(例 スマート証憑管理を事業所ごとに分けて証憑保管したい) - 各契約やライセンスを別々の管理者IDで管理したい
- あんしん保守サポート料金の決済方法を各サービス契約IDごとに別口座から引き落とししたい
- 同じクラウドサービスを使って複数事業所のデータ入力を行いたい
同じ担当者が複数の事業グループのサービスを利用する場合、1つの弥生IDは1つの事業グループのみ参加可能なため、事業グループごとに別の弥生IDを作成のうえ、各事業グループにメンバー参加する必要があります。
事業グループにメンバーを招待したい
以下は対象外です。
- 会計事務所から記帳代行用ツールの利用を依頼された弥生製品未契約の顧問先
- 弥生会計ネットワークと弥生販売ネットワーク
別途製品の登録を行うことで、事業グループに利用中のお客様番号を認識させることができます。
製品を登録する(弥生ネットワーク)
新規契約したクラウドサービスのライセンス割り当ての初期値は、管理者IDのみ割り当てされている状態です。
そのため、管理者ID以外がクラウドサービスを利用する場合、利用するメンバーにライセンス割り当てが必要です。
事業グループとデータの関係
クラウドサービスは、1サービス契約IDにつき、1データのみ作成できます。
かつ、1事業グループにつき各クラウドサービスは、1つのみ契約することができます。
(例:1つの事業グループに弥生給与Nextは1つのみ登録でき、弥生給与Nextのデータは1つのみ作成できます。)
事業グループの作成タイミング
以下のいずれかのタイミングで、事業グループが作成されます。
- クラウドサービスを契約したとき
- デスクトップソフト(ネットワーク製品を除く)のユーザー登録を初めて行ったとき
- 会計事務所からスマート取引取込の共有を依頼されたとき
- 会計事務所から記帳代行用ツールの利用を依頼されたとき
- 2023年11月28日以降、契約管理システムの刷新に伴い、契約情報が移行されたとき
契約管理システム刷新のご案内 - <弥生会計 ネットワーク、弥生販売 ネットワークのみをご利用中の場合>
スマート証憑管理の利用開始手続きを行ったとき
事業グループに関するFAQ一覧
事業グループに関する操作・お困りごとは、以下FAQを参照してください。
事業グループの関連FAQ