令和7年(2025年)11月より、給与所得者に支給する通勤手当の非課税限度額が引き上げられました。
この改正は、令和7年4月1日以後に支払われるべき通勤手当に対してさかのぼって適用することとされています。
【国税庁】通勤手当の非課税限度額の改正について
非課税となる通勤手当の差額を[通勤手当調整]に入力することで、入力した金額を基に[課税支給額]と[非課税支給額]が自動計算されます。
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非課税となる通勤手当の差額を手計算します。
弥生給与をご利用の場合
給与データから従業員ごとに非課税となる通勤費の差額を計算し、計算結果をExcelファイルに出力する補助ツール(非課税通勤手当の計算補助ツール)を提供しています。
詳細は 非課税通勤手当を調整する(計算補助ツール)<弥生給与のみ> を確認してください。 - 年末調整ナビの[4. 年税額を算出しよう]をクリックして[年調明細個人別]をクリックします。
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従業員を選択し、[通勤手当調整]をクリックします。
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[非課税となる通勤手当の差額]に手順1で計算した金額を入力します。
- [OK]をクリックします。入力された金額を基に、[課税支給額]と[非課税支給額]が自動計算されます。
入力した差額を確認したい場合
[年調明細個人別]-[通勤手当調整]をクリックし、金額を確認します。確認後は[×]または[キャンセル]をクリックして画面を閉じます。
金額が重複して計上されるため、[OK]はクリックしないでください。
入力した差額を修正したい場合
必ず年税額の再算出を行ってから差額を入れ直してください。
年税額の算出をやり直す方法
差額を入力して[OK]をクリックする操作を続けて行うと、金額が重複して計上されますのでご注意ください。