弥生販売、やよいの見積・納品・請求書をご使用で、弥生ドライブの空き容量が不足しており最新バージョンへ移行後にデータが保存できない場合、以下の操作を行ってください。
バージョンアップのタイミングで弥生ドライブの容量不足が発生する理由
同じ事業所データ名のファイルをアップロードすると、古い履歴は自動的に削除されます。
バージョンアップを行うと、拡張子の異なる新しいファイルがアップロードされるため、古い履歴が削除されず弥生ドライブの容量不足が発生します。
弥生販売、やよいの見積・納品・請求書では、通常、バージョンアップ以外のタイミングで履歴の削除や古いファイルの整理を行う必要はありません。
バックアップ時にメッセージが表示された場合
バックアップ時に「弥生ドライブに保存できる容量を超えたため、ファイルをアップロードできませんでした」が表示された場合、弥生ドライブにはアップロードされませんが、お使いのコンピューター内にバックアップファイルは保存されています。
- 弥生販売:[Documents]-[Yayoi]-[弥生販売データフォルダ]-[DataRelation]
- やよいの見積・納品・請求書:[Documents]-[Yayoi]-[やよいの見積・納品・請求書共有フォルダ]-[DataRelation]
1.履歴ファイルを削除する
- 弥生ドライブを起動します。
デスクトップにある「弥生 ドライブ」のショートカットアイコンをダブルクリックして起動します。
- 不要な履歴ファイルを削除して空き容量を増やします。
履歴は、同じデータを上書きでアップロードすることで履歴として保存されます。
※履歴ファイルを削除しても、該当のデータ自体が削除されることはありません。
あくまで履歴ファイルのみ削除を行います。バックアップファイルの履歴削除を例に説明します。
すべてのファイルで以下の操作を行ってください。- ファイルが保存されているフォルダーをクリックします。
ここでは、[バックアップ]フォルダーをクリックします。 - 履歴を削除するファイルにチェックを付けます。
- [履歴]をクリックします。
- 不要な履歴にチェックを付けて、[履歴の削除]をクリックします。
複数の履歴にチェックを付けることも可能です。
※履歴を削除した場合は、[ごみ箱]には保存されずそのまま削除されます。
- 「選択した履歴を削除してよろしいですか?」のメッセージが表示されたら、[はい]をクリックします。
- ファイルが保存されているフォルダーをクリックします。
- 弥生製品から弥生ドライブへアップロードを行い、データを保存できるようになったことを確認します。
履歴の削除でデータを保存できるようになった場合、以降の操作は不要です。引き続き、容量不足のメッセージが表示される場合のみ、2.古いファイルの削除を行うを行ってください。
2.不要なファイルを削除する
旧製品のデータを削除する際は、最新バージョンにデータをコンバート(変換)を行っているか、データを削除しても問題ないか確認してから操作を行ってください。念のため削除を行う前に、データをダウンロードすることをお勧めします。
- 不要なデータを削除して、空き容量を増やします。
ここでは、旧製品のバックアップファイルのデータ削除を例に説明します。
バックアップファイルを選択し、[削除]をクリックします。
ファイル名の後ろに拡張子が表示されます。異なる拡張子のデータは上書きされないため、バージョンごとにデータが保存されます。
- 弥生販売バックアップファイル:「.HB**」
- やよいの見積・納品・請求書データファイル:「.SD**」
- やよいの見積・納品・請求書バックアップファイル:「.SB**」
※「**」には製品バージョンが入ります。
拡張子(製品バージョン)と更新日時を参考に、不要なデータの削除を行います。
- [ごみ箱]の[空にする]をクリックして、ごみ箱の中身も削除します。
- [ごみ箱]をクリックして、[空にする]をクリックします。
- 削除確認のメッセージが表示されたら、[はい]をクリックします。
- [ごみ箱]をクリックして、[空にする]をクリックします。
- 弥生製品から弥生ドライブへアップロードを行い、データを保存できるようになったことを確認します。