5期比較キャッシュ・フロー計算書では、当期と過去4期分までの比較が行えます。弥生会計の導入初年度は、過去年度のデータを直接入力することで5期比較キャッシュ・フロー計算書を作成できます。
キャッシュ・フロー計算書の集計方法(直接法・間接法)は、[キャッシュ・フロー科目設定]画面の設定に従います。
① | 集計 | キャッシュ・フローを集計します。 |
名称設定 | 過去4期分の名称を設定します。 | |
推移 | 選択した項目の推移グラフを作成します。 | |
Excel | 集計データをExcelファイルへ書き出します。 キャッシュ・フロー計算書のExcel書き出し |
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印刷 | キャッシュ・フロー計算書を印刷します。 集計表や各種一覧表の印刷 |
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② | 金額0を表示 | 集計金額が0の項目の表示/非表示を切り替えます。 ただし、タイトル項目、合計項目、間接法の税引前当期純利益は常に表示されます。 |
- [決算・申告]メニューの[キャッシュ・フロー計算書]を選択し、[5期比較キャッシュ・フロー計算書]をクリック、またはクイックナビゲータの[資金繰り]カテゴリの[5期比較キャッシュ・フロー計算書]をクリックします。5期比較キャッシュ・フロー計算書が表示されます。
- [集計]([F5])をクリックします。当期のデータが集計されます。繰越処理を行っている場合は、過去のデータも集計されます。
キャッシュ・フロー計算書で金額を調整している場合
キャッシュ・フロー計算書で当期の金額を調整した場合は、調整後の値が表示されます。当期のデータは、5期比較キャッシュ・フロー計算書では変更できません。
過去年度のデータ入力
弥生会計を導入して4年目までは、5期分の会計データがないため、足りない過去データは手入力します。
- [名称設定]をクリックします。[過年度名称設定]画面が表示されます。
- 過去の年度の名称を全角7文字(半角14文字)以内で入力し、[OK]をクリックします。
- 5期比較キャッシュ・フロー計算書で、過年度のデータの金額を直接入力します。
- 必要に応じて印刷や書き出しを行います。
データのエクスポート
[キャッシュ・フロー項目設定]を変更した場合
キャッシュ・フロー項目設定を変更した場合は、再度[集計]をクリックして集計し直します。
5期比較キャッシュ・フロー計算書の推移グラフの作成
- 5期比較キャッシュ・フロー計算書で、推移グラフで表示するキャッシュ・フロー項目を選択します。項目は、左端の行セレクターをクリックして選択します。行セレクターをドラッグすると、複数の項目を選択できます。
- [推移]をクリックします。選択した項目が推移グラフで表示されます。
グラフの表示を、「棒グラフ」「折れ線グラフ」から選択できます。 - 印刷するには[印刷]をクリックします。