証憑データ化が完了後、弥生会計に取り込む前にスマート取引取込を起動すると、新着通知で以下の通知が表示されることがあります。
この通知は、アップロードした証憑が以下のいずれかに該当する場合に表示されます。
- 日付・金額・摘要が読み取れず「不読」となった
- 証憑種別を誤ってアップロードしたか、証憑そのものが対応できない証憑だったため「対象外」となった
- 明細内に「値引き」が含まれている
- 2023/09/30以前の取引日の証憑で登録番号が記載されているなど、登録番号の実在性/有効性判定でエラーとなった
- 複数税率の証憑で、それぞれの税率別合計額が記載されていない
- 複数税率の証憑で、税率別合計に、標準税率10%、軽減税率8%、非課税、不課税以外の税率が含まれている
通知が表示された場合、内容を確認し必要に応じて修正を行うことで、[未確定の取引]から取引を取り込むことができます。
- 通知の下部にある[確認する]をクリックします。
- 通知履歴詳細の画面が表示されるので、(スキャンデータ取込で確認)をクリックし、確認画面へ移動します。
もしくは、左側のメニューから直接[スキャンデータ取込]を開くと[確認が必要な画面を表示する]と表示されるので、クリックして確認画面へ移動します。 - 対象の証憑が表示され、[要確認]と表示されます。
- 画像をクリックし、必要に応じてデータ化された内容を編集します。
- 日付・金額・摘要が読み取れず「不読」となった場合の例
- 証憑種別を誤ってアップロードしたか、証憑そのものが対応できない証憑だったため「対象外」となった場合の例
- 2023/09/30以前の取引日の証憑で登録番号が記載されているなど、登録番号の実在性/有効性判定でエラーとなった場合の例
- 複数税率の証憑で、それぞれの税率別合計額が記載されていない場合の例
- 複数税率の証憑で、税率別合計に、標準税率10%、軽減税率8%、非課税、不課税以外の税率が含まれている場合の例
- 日付・金額・摘要が読み取れず「不読」となった場合の例
上記の例では、証憑上の日付が不読となり、取引日が空欄で表示されます。
カーソルを合わせると「入力してください」と表示されるため、取引日を入力して[保存]をクリックします - 証憑種別を誤ってアップロードしたか、証憑そのものが対応できない証憑だったため「対象外」となった場合の例
上記の例では、振替伝票を依頼しているため対象外証憑と判断され、各項目が空欄で表示されます。
不要な証憑だった場合、[削除]をクリックして画像を削除してください。通帳、クレジットカード利用明細、現金出納帳で、証憑種別を誤ってアップロードしたか、証憑そのものが対応できない証憑だったため「対象外」となった場合は、明細ごとにデータ化されず、1証憑を1取引としてデータ化し、各項目が空欄で表示されます。
その画像は削除して再度正しくデータ化依頼してください。領収書・レシート、領収書・レシート(小書き入り)、受領請求書、発行請求書で対象外証憑と判断された場合は、各項目を入力して[保存]をクリックします。 - 2023/09/30以前の取引日の証憑で登録番号が記載されているなど、登録番号の実在性/有効性判定でエラーとなった場合の例
上記の例では、空欄で表示される項目はありません。
[登録番号]や[請求書区分]の修正が必要な場合は、修正後[保存]をクリックします。 - 複数税率の証憑で、それぞれの税率別合計額が記載されていない場合の例
上記の例では、標準税率10%と軽減税率8%の複数税率の証憑で、それぞれの税率別合計額が記載されていないため、税率別に明細が分かれず合計額のみがデータ化されて1行で表示されます。
[追加]をクリックして、税率ごとに行を分けてそれぞれの税率別合計額を入力して[保存]をクリックします。 - 複数税率の証憑で、税率別合計に、標準税率10%、軽減税率8%、非課税、不課税以外の税率が含まれている場合の例
複数税率の証憑で、旧消費税率や免税が含まれる場合が該当します。
スキャンデータ取込画面での表示結果は、「複数税率の証憑で、それぞれの税率別合計額が記載されていない場合の例」と同じです。
[追加]をクリックして、税率ごとに行を分けてそれぞれの税率別合計額を入力して[保存]をクリックします。
[スキャンデータ取込]で保存した画像の取引の取り込み方法は、以下を参照してください。
未確定の取引
弥生会計から取引を直接取り込む場合
弥生会計の画面からスマート取引取込を起動せずに取引を取り込むことも可能です。
弥生会計から直接取り込んだ際、不読や対象外となった証憑が含まれる場合は「修正が必要な取引があります。」と表示されます。
弥生会計での表示結果の詳細は以下を参照してください。
証憑データ化サービスでデータ化した取引を弥生会計で取り込むと、「修正が必要な取引があります。」と表示される
弥生会計から直接取り込む際の操作の流れは以下を参照してください。
証憑データ化サービスで取り込んだ取引データを弥生会計で確認する
弥生会計から直接取り込んだ場合は、その後スマート取引取込を起動しても「確認が必要な証憑が存在します。」の通知は表示されません。
また、後から[スキャンデータ取込]で修正しても、[確定済みの取引]画面には反映されません。