送信データ/受信データの内容 弥生会計 サポート情報

ID:ida18445

データの送受信では、相手先へ送信・受信するデータを「すべてのデータ」と「差分データ」から選択します。

すべてのデータ

仕訳データや各種設定情報など、事業所データの全データを送受信します。「すべてのデータ」の送受信は、次の場合に行います。

  • データ作成時
    事業所データ作成後、初めてデータを送信する場合は、「すべてのデータ」のみ送信できます。
  • 繰越処理後
    繰越処理はどちらか一方で行います。繰越処理後は、繰越処理をした事業所が「すべてのデータ」を相手方へ送信します。相手方は、そのデータを受信することで、年度情報が同じになります。

差分データ

前回送信分、または受信分より後に入力した仕訳データなどの差分情報を送受信します。

日常、顧問先が入力した仕訳を会計事務所側のデータへ取り込んだり、会計事務所で修正した仕訳や変更した設定を顧問先側のデータへ取り込んだりする場合に、差分データを送受信します。

顧問先から送られてきた仕訳データを会計事務所が修正し、顧問先に送り返した場合でも、元の仕訳と二重に登録されることはありません。

送信データ 送信されるデータ内容
すべてのデータ 事業所データに保存されている全会計期間の全データ
差分データ

送信元で行った次の内容が送信されます。その他の内容は、差分データでは送信されません。

  • 仕訳
    仕訳の追加、修正、削除の情報を送信。
  • 科目設定
    科目の追加、修正の情報を送信。
    削除情報は送信されないため、削除は反映されません。科目の並び順も反映されません。
  • 部門設定
    部門の追加、修正の情報を送信。
    削除情報は送信されないため、削除は反映されません。部門の並び順も反映されません。
  • 決算書項目設定(法人)
    決算書項目設定の追加、修正の情報を送信。
    削除情報は送信されないため、削除は反映されません。決算書項目の並び順も反映されません。
  • ユーザー管理
    ユーザーの追加、修正を送信。
    削除情報は送信されないため、削除は反映されません。
受信データ 受信するデータ内容
既存データ名を選択 新しい事業所データ名を指定
すべてのデータ

既存の事業所データが受信データで上書きされます。ただし、次の項目については上書きされません。

  • ユーザーログ
  • 取引辞書
  • マッチングリスト
  • 取引予定表
  • 送受信履歴
  • 関連科目辞書
  • 検索条件
※なお「補助科目・取引辞書の学習データ」は、初期設定に戻ります。

受信データを基に新しい事業所データが作成されます。

<AEの場合>
送信元のデータ形式には関係なく、指定した保存先に応じたデータ形式(サーバーに保存した場合はマルチユーザー、フォルダーに保存した場合はスタンドアロン)になります。
差分データ 差分データの内容が既存の事業所データに取り込まれます。既存データに存在する仕訳は受信データで置き換えて、存在しない仕訳は新しい仕訳として登録されます。 新規作成はできません。
※グレードにより項目が異なることがあります。


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