申告書の入力は、従業員から回収した「給与所得者の保険料控除申告書」を基に、必要に応じて入力します。また、従業員への配布用に「給与所得者の保険料控除申告書」を印刷することができます。
給与所得者の保険料控除申告書の入力
- 年末調整ナビの［3.申告書を入力しよう］から［保険料控除申告書へ］をクリックします。
［保険料控除申告書］画面が表示されます。
- 従業員から回収した「給与所得者の保険料控除申告書」を参照して、必要に応じて水色の項目をクリックして入力します。
社会保険料控除に「国民年金の保険料」または「国民年金基金の掛金」を入力する場合は、金額を入力して、［国民年金保険料等に該当する］にチェックを付けます。
生命保険料控除で新契約と旧契約双方の適用を受ける場合
平成24年1月1日以後に締結した保険料（新契約）と、平成23年12月31日以前に締結した保険料（旧契約）とでは、生命保険料控除の取り扱いが異なります。新契約と旧契約双方の控除適用を受ける場合、新旧それぞれの計算式で控除額を計算して合計しますが、控除額は最高で40,000円です。旧契約のみで控除適用を受ける場合の控除額は最高で50,000円です。控除額が最も大きくなる控除方法で申告できます。
詳細については税務署にお問い合わせください。地震保険料と損害保険料の両方に該当する契約の場合
地震保険料と旧長期損害保険料の両方に該当する1つの損害保険を契約している場合は、控除額が有利となる一方の控除を受けられます。控除対象となる地震保険料の金額または旧長期損害保険料の金額については、損害保険会社等が発行した証明書類などによって確認してください。
詳細については税務署にお問い合わせください。［生命保険料控除］［地震保険料控除］欄に入力しきれない場合
［生命保険料控除］：［新・旧の区分］が同じ種類の保険料を合算して入力します。
［地震保険料控除］：［地震・旧長期区分］が同じ種類の保険料を合算して入力します。 - 入力が終わったら、［進捗状況］の［完了］をクリックします。
入力が完了していない場合は、［途中］を選択します。メモしておきたい内容がある場合は、ふせんを作成して貼り付けることができます。
ふせん（［年末調整］画面）
給与所得者の保険料控除申告書の詳細
| 項目名 | 説明 | |
| 一般の生命保険料 | あなたが本年中に支払った保険料等の金額（分配を受けた剰余金等の控除後の金額） | 申告書に記載されている、支払った生命保険料の合計を半角9桁以内で入力します。 |
| 合計（イ） | 入力した一般の生命保険料の金額と、選択した新・旧区分を基に計算された控除額が表示されます。また、入力した金額は源泉徴収票の「（新または旧）生命保険料の金額」に印刷されます。 | |
| 介護医療保険料 ※平成24年1月1日以後に締結した保険契約に限ります。 |
あなたが本年中に支払った保険料等の金額（分配を受けた剰余金等の控除後の金額） | 申告書に記載されている、支払った介護医療保険料の合計を半角9桁以内で入力します。 |
| 合計（ロ） | 入力した介護医療保険料の金額を基に計算された控除額が表示されます。また、入力した金額は源泉徴収票の「介護医療保険料の金額」に印刷されます。 | |
| 個人年金保険料 | あなたが本年中に支払った保険料等の金額（分配を受けた剰余金等の控除後の金額） | 申告書に記載されている、支払った個人年金保険料の合計を半角9桁以内で入力します。 |
| 合計（ハ） | 入力した個人年金保険料の金額と、選択した新・旧区分を基に計算された控除額が表示されます。また、入力した金額は源泉徴収票の「（新または旧）個人年金保険料の金額」に印刷されます。 | |
| 生命保険料控除額 | （最高120,000円） | 一般の生命保険料控除額と、介護医療保険料、個人年金保険料控除額の合計額が表示されます。 |
| 地震保険料控除 | ||
| 地震保険料又は 旧長期損害保険料区分 |
地震・旧長期 | ＜地震保険料を入力する場合＞ 「地震」をクリックします。「地震」が楕円で囲まれます。 ＜旧長期損害保険料を入力する場合＞「旧長期」をクリックします。「旧長期」が楕円で囲まれます。 |
| あなたが本年中に支払った保険料等のうち、左欄の区分に係る金額（分配を受けた剰余金等の控除後の金額）（A） | ＜地震保険料を入力する場合＞ 申告書に記載されている、支払った地震保険料の合計を半角9桁以内で入力します。 ＜旧長期損害保険料を入力する場合＞申告書に記載されている、支払った旧長期損害保険料の合計を半角9桁以内で入力します。また、入力した金額は源泉徴収票の「旧長期損害保険料の金額」に印刷されます。 平成19年から損害保険料控除は廃止されていますが、平成18年12月31日までに締結した長期損害保険の契約については、経過措置として最高15,000円までの従前の損害保険料控除が継続適用されます。 |
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| （A）のうち地震保険料の金額の合計額 | （B） | 入力した地震保険料の金額を基に計算された控除額が表示されます。 |
| （A）のうち旧長期損害保険料の金額の合計額 | （C） | 入力した旧長期損害保険料の金額を基に計算された控除額が表示されます。 |
| 地震保険料控除額 | （B）の金額（最高50,000円）+（C）の金額（（C）の金額が10,000円を超える場合は（C）×1/2+5,000円） （最高15,000円） |
計算された地震保険料控除額と旧長期損害保険料控除額が表示されます。 |
| （最高50,000円） | 地震保険料控除額と旧長期損害保険料控除額の合計額が表示されます。 | |
| 社会保険料控除 | ||
| あなたが本年中に支払った保険料の金額 | 国民健康保険料や国民年金保険料など、申告書に申告分社会保険料の記載がある場合は、半角9桁以内で金額を入力します。 | |
| 国民年金保険料に 該当する |
入力欄をクリックすると、右側にチェックボックスが表示されます。 国民年金保険料に該当する場合はチェックを付けます。 |
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| 合計（控除額） | 計算された社会保険料控除額が表示されます。 | |
| 小規模企業共済等掛金控除 | ||
| 独立行政法人中小企業基盤整備機構の共済契約の掛金 | あなたが本年中に支払った掛金の金額 | 申告書に独立行政法人中小企業基盤整備機構の共済契約の、掛金の記載がある場合は、半角9桁以内で金額を入力します。 |
| 確定拠出年金法に規定する企業型年金加入者掛金 | 申告書に企業型年金加入者掛金の記載がある場合は、半角9桁以内で金額を入力します。 | |
| 確定拠出年金法に規定する個人型年金加入者掛金 | 申告書に個人型年金加入者掛金の記載がある場合は、半角9桁以内で金額を入力します。 | |
| 心身障害者扶養共済制度に関する契約の掛金 | 申告書に心身障害者扶養共済制度に関する契約の、掛金の記載がある場合は、半角9桁以内で金額を入力します。 | |
| 合計（控除額） | 小規模企業共済等掛金控除の合計額が表示されます。 | |
給与所得者の保険料控除申告書の印刷
「給与所得者の保険料控除申告書」は、年末調整年度（当年分）の申告書のみ印刷できます。翌年分の申告書は印刷できません。
また、給与支払者の名称（氏名）、所在地（住所）、法人番号のみ印刷ができます。従業員の氏名や住所を印刷することはできません。
- 年末調整ナビの［2.年末調整の準備をしよう］から［保険料控除申告書印刷］をクリックします。 ［保険料控除申告書印刷画面］が表示されます。
- 印刷する用紙や使用するプリンターなどを設定し、［印刷する］をクリックして印刷します。
［テスト用文字列を表示］にチェックを付けるとテスト用文字列が表示され、テスト印字することもできます。
年末調整書類を印刷する 専用用紙のテスト印刷（［年末調整］画面）
