弥生販売では、商品や取引先を台帳に登録する際、台帳コードを入力する必要があります。各種台帳に登録された商品や取引先は、コードにより管理されます。
コードの規則
- 台帳コードはすべて半角文字で入力します。
- スペースを使用することはできません。
- 同一台帳内で重複するコードを登録することはできません。
- 英字の「大文字」と「小文字」は区別されません。
- コードの長さにかかわらず、一番左の桁から昇順に整列されます。
このため、コード全体では昇順にならない場合があります。同一台帳内でコードの長さを統一することをお勧めします。
数値のみのコードを使用してコードの昇順で表示したい場合は、登録時にコードの桁数を揃える必要があります。 - 分類文字列付のコードは、記号、数字、英字、カナの順に整列されます。
- ハイフンは整列順序から除外されます。
- コードにハイフンがある場合は、ハイフンを取り除いて整列させた順番に並びます。
コードの種類
台帳コードには、数値のみのコードと分類文字列付のコードがあります。
コードを体系的に管理する必要がない場合は、数値のみのコードを使用します。[数値のみの自動付番]の機能を利用すると、簡単に台帳登録することができます。
分類文字列付のコードは、コードを分類ごとに集計してレポートを出力する場合や、自社の用途に合わせてコードを体系的に管理する場合に使用します。
概要 | 例 | 参考 | |
数値のみのコード |
|
001 0102 510 |
請求締グループコード 支払締グループコード |
分類文字列付のコード |
|
AC00001 PRT-SOT-0012 サラ-red-003 |
得意先コード 仕入先コード 商品コード 担当者コード 納入先コード 分類コード |
コードの桁数
得意先台帳、商品台帳、仕入先台帳のコードの最大桁数は、自動付番する、しないにかかわらず必ず指定する必要があります。
最大桁数は4桁から14桁までの間で指定することができます。初期値は14桁です。
※上図はプロフェッショナルの画像です。
- 指定した桁数を超えてコードを入力することはできません。
- 自動付番の設定を行っているとき、最大桁数に満たない設定がされた場合、最大桁数に満たない部分を「0」(ゼロ)で埋めます。
大分類、小分類
得意先台帳、商品台帳、仕入先台帳はコードの桁数を利用して、大分類、小分類を設定することができます。分類を設定することで、売上日報や回収状況一覧表などの各レポートを小計ごとに表示することができます。
※上図はプロフェッショナルの画像です。
大分類と小分類
◆ 本文中の一部の機能は、スタンダードにはありません。詳細の確認はこちら