未納の受注伝票の明細を基に発注伝票を一括作成することができます。一括作成の対象とするには次の設定を行っている必要があります。
一括で作成した発注伝票も通常の発注伝票と同様に修正、または削除することができます。
発注伝票の修正と削除ただし、一度、一括作成の基にした受注伝票の明細は、再度一括作成の対象にはなりません。
受注からの発注一括作成のツールバー
受注からの発注一括作成のツールバーは以下のとおりです。
[F2] | 受注からの発注一括作成に表示されている内容や条件をクリアし、新規に集計できるようにします。 | |
指定した条件に基づいて一括作成する発注明細を集計します。 | ||
[F8] [スペース] |
カーソルがある項目に対応した参照画面が表示されます。 表示された一覧から選択して表示、入力することができます。 |
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[F12] | 発注伝票の一括作成を行います。 | |
カーソルがある行の明細を[受注伝票]ウィンドウで表示します。 集計結果から明細表や伝票を表示 |
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[発注一括作成条件設定]画面を表示します。 |
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受注からの発注一括作成の機能を設定します。 機能設定 |
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[F5] | 一括作成する発注伝票を印刷します。 |
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[受注からの発注一括作成]画面を閉じます。 |
受注明細を基に発注伝票を一括作成
指定した条件で、発注伝票を一括作成します。
- [仕入]メニューの[発注一括作成]をクリックします。 [受注からの発注一括作成]画面が表示されます。
- 一括作成の対象となる受注伝票の明細の抽出条件を設定します。
項目 説明 受注日 受注日の範囲を指定します。 受注番号 受注番号の範囲を指定します。 - 一括作成する発注伝票の作成条件を設定します。
項目 説明 発注日 発注日を指定します。 伝票摘要 摘要を全角32文字(半角64文字)以内で入力します。
伝票摘要台帳を登録している場合は、[参照]([F8]・[スペース])をクリックすると、摘要を参照することができます。単価 発注伝票に表示する単価を選択します。
初期値として、[条件設定]をクリックして[発注一括作成条件設定]画面で保存した条件が表示されます。
- 最終仕入
仕入の最終伝票日付の仕入単価が表示されます。 - 台帳
次の優先順位で単価が表示されます。- 商品価格表に仕入先ごとの商品価格を登録している場合は、商品価格表の単価
- 商品台帳に登録した単価に対し、仕入先台帳に登録した単価種類と掛率を計算した単価
- 受注伝票
受注伝票の原単価が表示されます。
発注日と違う税率にする場合 発注日と異なる消費税率を使用する場合に設定します。
明細部の[課税区分]に表示する税率に合わせた日付を入力します。入力しない場合、[発注日]に合わせた税率が[課税区分]に表示されます。 - 最終仕入
- [集計]をクリックします。
発注伝票の一括作成の対象となる仕入先への発注明細が集計されます。[印刷]をクリックすると、集計結果を基に発注入力リストや注文書を印刷することができます。
機能設定であらかじめ設定をしておくと、発注伝票の作成と同時に注文書の一括作成をすることができます。
- [伝票作成]をクリックします。 集計された仕入先に対する発注伝票が一括で作成されます。
一括作成の基にした受注伝票の編集
発注伝票の一括作成後に、基になった受注明細の修正や削除を行っても、一括作成した発注伝票には反映されません。
一括作成される発注伝票の作成条件
「主仕入先」、「納入期日」、「発注直送先」が同一の受注伝票明細は、1件の発注伝票にまとまって作成されます。
ただし、明細数が100件を超える場合は、別の発注伝票が作成されます。
一括作成での明細の修正
[受注からの発注一括作成]ウィンドウでは、集計結果に表示される明細を編集することはできません。
編集をする場合は、一括作成前に受注伝票を編集するか、一括作成後に発注伝票を個別に修正してください。
詳細な集計条件の指定
ツールバーの[条件設定]をクリックすると、あらかじめ用意されている集計条件のほかに、[発注一括作成条件設定]画面で一括作成の対象とする受注伝票の明細の集計条件や一括作成する発注伝票の作成条件を詳細に設定することができます。
受注伝票へのズーム
集計を行った後、一覧の明細を選択してツールバーの[ズーム]をクリックすると、受注伝票が表示されます。