ご使用中のコンピューターを再起動しても改善しない場合は、以下の表①~③のいずれかの対処方法を行ってください。
対象製品/対処方法 | |
① |
【対象製品】
【対処方法】 SQL Serverのインスタンスが停止していないか確認する |
② | 【対象製品】
【対処方法】 |
③ | 【対象製品】
【対処方法】 データの保存先サーバーへの接続を確認する |
SQL Serverのインスタンスが停止していないか確認する
弥生販売の事業所データはSQL Serverのインスタンスに保存されています。SQL Serverのインスタンスが停止していると、データを開くことができないため、データベース(SQL Server)が停止していないか確認します。
以下の操作は、SQL Serverがインストールされているコンピューターで行います。
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[コンピューターの管理]を表示します。
Windows 11/ 10/Windows Server 2022/2019/2016
[スタート]を右クリック、[コンピューターの管理]をクリックして開きます。
- [サービスとアプリケーション]にある[サービス]をクリックします。
- [サービス]の一覧から、[SQL Server(YAYOI)]と[SQL Server Browser]の状態欄が[実行中]または[開始]になっているか確認します。
- [停止]または空欄が表示されている場合は、名前欄を右クリックして[開始]を選択します。
[SQL Server (YAYOI)]と[SQL Server Browser]を[実行中]または[開始]状態にします。
[SQL Server Agent(YAYOI)]は[停止]状態でも、弥生製品の使用に問題ありません。
スタートアップの種類が[自動(遅延開始)]になっている場合
コンピューターが起動してから数分後にSQL Serverは動作を開始します。コンピューターの起動(再起動)直後は弥生販売を起動しないようしてください。
Windows 11で「ローカルコンピュータのSQL Server(YAYOI)サービスを開始できません。エラー1067:プロセスを途中で強制終了しました。」が表示された場合
コンピューターのディスク(ハードディスクやSSDディスク)のセクターサイズが4096Bを超えていると、SQL Serverを開始することができません。
以下を参照し、セクターサイズが4096Bを超えている場合は、ディスクのセクターサイズを変更する操作を行ってからSQL Serverの再インストールを行う必要があります。
※SQL Serverのアンインストール(削除)によって、旧データも削除されます。データのバックアップファイルがあることを確認してから、SQL Serverのアンインストール(削除)を行ってください。
SQL Serverのインストールで終了コード(-2061893606)のエラーが発生する - 「データベース(SQL Server)にアクセスできませんでした。」が表示されたときの操作を再度行い、現象が改善したかどうかを確認します。
「データベース(SQL Server)にアクセスできませんでした。」が表示される場合
表示されるメッセージによって、対処方法が異なります。
- データベースパスワード(saパスワード)が正しく設定されていない。
データベースパスワード(saパスワード)または保存先サーバーが正しく設定されていない可能性があります。
データベースパスワード(saパスワード)と保存先サーバーの設定方法 を参照してください。 - SQL Serverのインスタンスが停止している。
- データの保存先サーバーが正しく指定されていない、または、保存先サーバーに接続できない。 サーバーコンピューター(親機)でデータを開くことができたが、クライアントコンピューター(子機)で改善しない場合は、データの保存先サーバーへの接続を確認するを参照してください。
- データベースパスワード(saパスワード)が正しく設定されていない。
データの保存先サーバーへの接続を確認する
サーバーコンピューター(親機)でデータを開くことができ、クライアントコンピューター(子機)でのみ「データベース(SQL Server)にアクセスできませんでした。」が表示される場合は、クライアントコンピューター(子機)の保存先サーバーの設定を確認します。
データベースパスワード(saパスワード)と保存先サーバーの設定方法 の「クライアントコンピューター(子機)で操作を行っている場合」を参照してください。