固定資産の登録時に表示される初期値と、仕訳書き出し時に使用する勘定科目を、固定資産の種類(勘定科目)ごとに設定します。なお、初期設定の勘定科目には、あらかじめ固定資産の初期値が設定されています。
固定資産で設定可能な勘定科目
固定資産には、[科目設定]の「有形固定資産」「無形固定資産」「投資その他の資産」「繰延資産」区分の勘定科目を設定できます。これらの科目について初期値を設定します。科目の追加や削除は、[科目設定]で行います。科目設定については、 科目設定の概要 を参照してください。
- [拡張機能]メニューの[固定資産管理]を選択し、[科目設定]をクリックします。 [固定資産科目設定]画面が表示されます。
- 必要に応じて各勘定科目の項目を設定します。
設定可能な項目は、勘定科目や可否区分などにより異なります。
※(法)は法人のみ、(個)は個人のみの項目です。項目 説明 可否区分 償却資産税が課税されるかどうかを選択します。 種類 固定資産の種類を選択します。 償却可否 減価償却をするかを選択します。 償却方法 減価償却の方法を「定額法」「定率法」「均等償却」「一括償却」「即時償却」「任意償却」「非減価償却資産」から選択します。
償却方法については 償却方法 を参照してください。残存割合 固定資産の残存割合を入力します。
※ここの設定は、事業供用開始日が平成19年3月31日以前の資産でのみ使用されます。残存可能限度割合 固定資産の差引取得価額に対する残存可能限度割合を入力します。
※ここの設定は、事業供用開始日が平成19年3月31日以前の資産でのみ使用されます。除却損・減価償却累計額・償却計上科目設定 除却損や減価償却累計額など、それぞれの金額を計上する勘定科目を選択します。仕訳の書き出しでは、この設定を使って仕訳の書き出しが行われます。
※設定可能な項目は、勘定科目オプションの設定により異なります。按分比率 減価償却費の按分比率を入力します。
比率はパーセントではなく割合で入力します。例えば、販売管理費を80、営業外費用を55というように、合計が100にならない割合で入力できます。
※設定可能な項目は、勘定科目オプションの設定により異なります。償却実施率(法) 資産の償却実施率を0~100の数値で入力します。 事業専用割合(個) 資産を事業で使用している割合を0.00~100.00の数値で入力します。