ここでは、振替伝票で5月25日に従業員の給与100,000円に源泉所得税800円を控除して支払った取引を例に説明します。
伝票の基本的な入力項目は同じですが、振替伝票が借方、貸方を入力するのに対して、入金伝票、出金伝票は、自分方科目は固定のため、相手方の入力項目のみが表示されます。
登録していない伝票の場合には、「新規作成」と表示されます。
- [帳簿・伝票]メニューで入力する伝票をクリック、またはクイックナビゲータの[取引]カテゴリで入力する伝票をクリックして表示します。既に仕訳が入力された伝票が表示されている場合は、[新規作成]([Shift]+[F8])をクリックして、新しい伝票を表示します。
- 取引日付と伝票No.を入力します。伝票番号は初期値では自動的に付番されます。
- 科目や取引金額などを入力します。金額の入力は、経理方式、税計算区分により異なります。
項目 入力内容 1行目 2行目 借方勘定科目 給料手当 - 借方金額 100000 - 貸方勘定科目 当座預金 預り金 貸方補助科目 北東銀行 - 貸方金額 99200 800 摘要 5月分 給与 源泉所得税 貸方補助科目について
銀行口座(取引先銀行)が登録されていない場合は、必要に応じて[補助科目]の登録を行ってください。
得意先や銀行口座を追加(修正)したい - 借方合計と貸方合計の金額が一致し、貸借バランスが0になっていることを確認します。
- [登録]([F12])をクリックします。伝票が登録され、新しい伝票が表示されます。
- 続けて次の伝票を入力できます。
伝票の複製
登録した伝票を複製して新しい伝票を作成できます。複製する伝票を表示して、[編集]メニューの[伝票の複製]([Ctrl]+[R])をクリックすると、複製された新しい伝票が表示されます。
よく使う仕訳を伝票辞書に登録する方法
辞書の登録については、次のFAQを参照してください。
仕訳辞書・伝票辞書・摘要辞書の登録