消費税計算の基礎となる金額(申告基礎データ)を、消費税集計表から取り込みます。申告基礎データを基に消費税申告書、付表が作成されます。仕訳を入力していない場合は、申告基礎データで金額を直接入力することもできます。
申告基礎データの取り込みは、[消費税事業所設定]画面の設定と[消費税設定]画面の設定が異なる場合はできません。
消費税申告前の消費税設定の確認- [決算・申告]メニューの[消費税申告書設定]を選択し、[申告基礎データ](または[申告基礎データ](2割特例用))をクリック、またはクイックナビゲータの[決算・申告]カテゴリから[消費税申告書作成]-[申告基礎]をクリックします。[申告基礎データ]画面が表示されます。
- [データ取込]をクリックします。
- 取り込みの確認メッセージが表示されるので[はい]をクリックします。
- 必要に応じて集計金額を直接修正します。
※上図はプロフェッショナルの画像です。 - 続けて消費税申告書を作成する場合は[申告書]をクリックします。 消費税申告書の作成
一括税抜処理で作成された消費税仕訳は集計されません(AEのみ)
一括税抜処理を実行している場合でも、作成された消費税仕訳は申告基礎データには集計されません。課税取引の仕訳を税込みとして集計します。
申告基礎データの再集計
[データ取込]をクリックして、確認メッセージの[はい]をクリックすると、基礎データが再集計されます。再集計した場合は、入力されているデータが破棄され、基礎データが取り込まれます。手入力したデータも破棄されます。
旧税率のタブ
[消費税事業所設定]画面の[申告書設定]タブの[経過措置対象課税資産の譲渡等あり]にチェックが付いている場合は、旧税率のタブが表示されます。
「事業区分不明」に値がある場合(簡易課税用の場合)
「売上」や「売上返還」の「事業区分不明」に値があると、消費税計算が正しく行われないことがあります。事業区分が「不明」の仕訳を検索して正しい事業区分に変更します。
不明な税区分・事業区分の検索◆ 弥生会計はグレードにより機能が異なります。本文中の一部の機能は、グレードによっては搭載されていないことがあります。
詳細の確認は弥生会計はこちら、やよいの青色申告はこちら