テキストデータを、事業所データにインポートします。仕訳のほか、辞書の項目などもインポートできます。
インポートできるデータの種類と記述形式
インポートの注意
- インポート実行後、事業所データをインポート前の状態に戻すことはできません。必ずインポート前にバックアップを実行してください。
事業所データのバックアップの概要 - 以前にインポートしたデータを再度インポートしても警告メッセージは表示されず、データが重複して登録されてしまいます。インポート前にデータを確認してください。
- 元号表記が正しくない日付を含むデータは取り込みができません。
「H31/05/01」「H32/04/01」など、旧元号で修正されていない日付が含まれるデータは取り込みができません。正しい元号表記に変更するか、西暦に変更してください。
インポートデータの確認
インポートを実行する前に、インポートするテキストファイルに記述されている、科目、税区分、部門の名称と、事業所データに登録されている項目の名称を照合します。
一致しない名称があった場合は、次のいずれかの方法で一致しない項目を処理します。
- テキストファイルを修正 一致しない科目、税区分、部門の名称を、事業所データに登録されている名称に修正します。
- 一致しない名称を事業所データに追加登録 テキストファイルに記述されている名称を事業所データに登録します。
- マッチングリストの設定
一致しない科目、税区分、部門の名称を、事業所データのどの名称に変換するかをマッチングリストで設定します。
マッチングリストの設定
同一名称の勘定科目が複数登録された事業所データの場合は仕訳取り込みができません
[科目設定]で、同一名称の勘定科目が複数登録されている場合は、仕訳の取り込み時にエラーメッセージが表示され、取り込みができません。詳細は以下を参照してください。
「同一名称の勘定科目が複数存在しています」のメッセージが表示されるインポートの実行
- インポートするデータに応じて、インポート先となる画面(仕訳日記帳、仕訳辞書、伝票辞書、摘要辞書、かんたん取引辞書、受取手形一覧、支払手形一覧、科目設定、科目残高入力)を表示します。
- [ファイル]メニューの[インポート]をクリックします。[インポート]画面が表示されます。
- [インポートファイル名]の[参照]をクリックして、インポートするテキストファイルを選択します。
インポート先には画面名が表示されます。 - [OK]をクリックします。
インポートが実行されます。
インポートデータに問題があった場合は、[マッチングリスト]画面か、エラーメッセージが表示されます。<[マッチングリスト]画面が表示された場合>
[マッチングリスト]画面が表示された場合<エラーメッセージが表示された場合>
[OK]をクリックすると、エラーログファイルがデスクトップに作成された旨のメッセージが表示されます。メッセージの[OK]をクリックします。
インポートデータが正しくなく、インポートできない場合は、インポートを中止するメッセージが表示されます。
エラーログファイルを開いて確認し、インポートデータを修正してから再度インポートを実行します。
インポートのエラーログファイル
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