履歴/予定区分集計表では、履歴/予定帳で入力した明細件数、販売した(する)商品やサービスの合計数量、合計金額を、顧客ごとに集計できます。
昨年度の夏に20~30代の女性が購入した商品の数量を集計するなど、集計条件を組み合わせることで履歴/予定帳では把握できない情報を表示できます。
履歴/予定帳 | 集計項目 |
販売履歴/予定帳 | 明細件数、数量、金額 |
対応履歴/予定帳 | 明細件数 |
その他の履歴/予定帳 |
販売履歴/予定帳に入力した明細を、顧客ごとに集計した履歴/予定区分集計表は次のとおりです。
① | 集計条件を「性別:女性」、「商品:カラー」に設定すると条件に合致する顧客のみが集計されます。 |
② | 表示されている顧客の総合計が表示されます。 |
- クイックナビゲータの[履歴/予定]カテゴリから[履歴/予定区分集計表]をクリックします。 [履歴/予定区分集計表]画面が表示されます。
- [履歴/予定区分]の[▼]をクリックして、明細を集計する履歴/予定帳を選択します。
- [集計]をクリックします。 [集計]画面が表示されます。
- [台帳情報]タブと[履歴/予定情報]タブを切り替えて、集計条件を設定するか、または[▼]をクリックして集計条件を選択します。
集計条件は、設定する項目の[使用]にチェックを付けてから設定を行います。[履歴/予定情報]タブでは、明細行単位での集計条件を設定します。顧客ごとの明細行を合計した結果に対する集計条件は、手順5の[合計情報]タブで設定します。
[台帳情報]タブと[履歴/予定情報]タブでの集計条件の設定方法は、[検索]画面と同じです。
[▼]をクリックすると、保存されている集計条件が表示されます。集計条件の保存については下部にあるメモ「保存されている集計条件について」を参照してください。
- [合計情報]タブをクリックして、集計条件を設定します。
手順2で選択した[履歴/予定区分]により、設定できる集計条件は異なります。
集計条件は、設定する項目の[使用]にチェックを付けてから設定を行います。
既に保存してある集計条件を使用するには、[条件選択]の[▼]をクリックして選択します。集計項目 説明 件数 集計する明細件数の範囲を設定します。例えば、履歴/予定帳に入力されている明細の件数が10件以上の顧客を集計する場合は、[条件]の左側の項目に「10」と入力します。 数量 集計する合計数量の範囲を設定します。例えば、販売履歴/予定帳に入力されている明細の合計数量が10個に満たない顧客を集計しない場合は、[条件]の左側の項目に「10」と入力します。 金額 集計する合計金額の範囲を設定します。例えば、販売履歴/予定帳に入力されている明細の合計金額が5万円以上の顧客を集計する場合は、[条件]の左側の項目に「50000」と入力します。 保存されている集計条件について
顧客データを作成したときに業種別テンプレートを選択している場合は、[条件選択]の[▼]をクリックすると、業種別テンプレートにあらかじめ用意されているよく使われる集計条件と、任意で保存した集計条件が表示されます。
あらかじめ用意されている集計条件は業種別テンプレートによって異なります。[集計]画面の設定内容の保存
頻繁に使用する集計条件は、保存しておくことができます。
- 頻繁に使用する集計条件を設定します。
- [名前を付けて保存]をクリックします。
- [条件名]に全角20文字(半角40文字)以内で集計条件名を入力します。 既に保存されている集計条件名と同一にすることはできません。
- [OK]をクリックします。
- [OK]をクリックします。 [集計]画面が閉じられ、集計結果が[履歴/予定区分集計表]画面に表示されます。
顧客の行をダブルクリックするか、顧客を選択して[ズーム]をクリックすると、[履歴/予定帳]画面で明細を表示できます。
① | ここをクリックすると、昇順または降順で並べ替えることができます。 |
② | [集計]画面で設定した集計条件を満たさない顧客は表示されません。 |
③ | 表示されている顧客の総合計が表示されます。 |
集計後に明細を入力、修正、削除した場合
集計後に[履歴/予定帳]画面で明細を入力、修正、削除した場合は、再度集計する必要があります。