データを共有すると、複数のユーザーで同じファイルを編集してしまう可能性があります。
AさんとBさんが共に昨日のファイルを基に編集を加え、Aさんが午前中、Bさんが午後にそれぞれアップロードした場合、最後にアップロードされたのはBさんのファイルなので、Aさんの編集結果は反映されません。
弥生ドライブでは、「ロック」というしくみを使用することにより、他のユーザーにデータを編集中であることを明示できるため、このような問題を回避できます。
ロック、およびロックの解除を使用したファイルのやり取りは次の手順で行います。
- 弥生ドライブを起動します。 弥生ドライブの起動
- 編集するファイルをダウンロードします。 弥生ドライブからファイルをダウンロード
- ダウンロードしたファイルを選択して、[ロック]をクリックします。
ファイルがロックされ、[状態]が「使用中」になり、データを開いたユーザーの弥生ID、
もしくはサービス契約ID(お客様番号)が併せて表示されます。 - 編集が終わったら、ファイルをアップロードします。 ファイルを弥生ドライブにアップロード
- アップロードしたファイルを選択して、[ロック解除]をクリックします。
ファイルのロックが解除され、[状態]が空欄になります。
弥生製品のデータを直接開く場合
ロックおよびロック解除を自動で行うため、手動での操作は必要ありません。
ファイルの編集者を確認するには
ファイルを最後に編集したのが誰かを確認するには、ファイルの「履歴」から確認します。
確認するファイルを選択して、[履歴]をクリックすることで、ファイルを編集したユーザーを確認することができます。
他のユーザーが使用中の場合は絶対にロック解除の操作をしないでください。
ロック解除を使用するのは、自分でロックを設定したときか、なんらかの問題が発生して
ロックを解除しなくてはならなくなった場合に限定してください。