弥生給与 Nextの賃金情報を労務管理サービスに連携して労務の電子申告に使用することができます。
賃金情報を連携するには事前にAPI連携設定と従業員情報の連携が必要です。
労務管理サービスとの連携の流れ
ここでは、弥生給与 Nextの賃金情報を弥生労務 Nextにエクスポートする方法について説明します。
オフィスステーション労務の場合も同じ操作でエクスポートすることができます。読み替えてください。
弥生労務 Nextに従業員情報をエクスポートする
- メニューの[外部連携]-[労務連携]―[賃金情報]をクリックします。
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連携に必要な項目を設定します。
項目 説明 連携サービス 連携している労務管理サービスを選択します。 対象年 連携する対象年を選択します。 支給単位 作成済みの給与・賞与支払い手続きにある支給から選択します。
[支給単位]の右側に、選択した支給ごとの連携状況が表示されます。
連携後、「各支給の連携状況」をクリックすると連携の履歴が表示されます。連携先の支給対象年月 連携先での支給対象年月が表示されます。
「変更」をクリックすると、対象年月を変更することができます。連携方法 連携方法選択します。 - 初回の連携:初回の連携時に選択します。
- 賃金を上書き:賃金修正で上書きする場合などに選択します。
- 賃金に合算:同月に2回賞与があった場合など、複数の賃金情報を労務管理サービス側で合算する際に選択します。
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連携項目の関連付けを行います。
「勤怠」「支給」「控除」「その他」のタブごとに、労務管理サービスの項目に対応する弥生給与 Nextの項目を選択します。
- 設定する項目の右側にあるマークをクリックします。
[関連付けに初期値を設定]をクリックすると、自動的に初期値が設定されます。連携項目の関連付けは、前月(または直近)の支給単位の設定値を引き継いで設定されています。
関連付けを初期値に戻したい場合は、[…]をクリックして表示された[関連付けを初期値に戻す]をクリックします。また、前月(または直近)の設定値に戻したい場合は、[関連付けを前月の支給単位の設定値に戻す]をクリックします。弥生給与 Nextの「その他」タブにある明細項目は、「年末調整還付」「年末調整徴収」「過年度調整」のみ、労務管理サービスに関連付けることができます。
「その他」タブで上記以外の明細項目を使用している場合は、連携することができません。 - 項目の関連付け画面で、関連付ける弥生給与 Nextの項目にチェックを付けます(複数選択可)。
必要に応じて「同じ性質の項目のみ表示」にチェックを付けて、項目を絞り込みます。
- [保存]をクリックします。
- 設定する項目の右側にあるマークをクリックします。
- 関連付けが完了したら、画面右上の[賃金情報をエクスポート]をクリックします。
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表示された画面で、弥生労務 NextのログインIDとAPI用パスワードを入力します。ログインID・API用パスワードは、弥生労務 Nextの利用者編集画面で確認できます。
- [賃金情報をエクスポート]をクリックします。 メッセージが表示されてエクスポートが完了します。
[賃金エクスポート連携結果]でエラー表示された場合は、メッセージを確認してください。
必要に応じてデータを修正し、再度エクスポートしてください。