日頃より弥生労務 Nextをご利用いただき、誠にありがとうございます。
弥生労務 Nextの機能改善のお知らせです。
【新機能】
- 全般:利用者の権限に「一般」を追加
【機能改修】
- 従業員台帳:追加項目で「複数データ」(表形式)の登録が可能に
- 従業員台帳:「受給者番号」項目を追加
- ワークフロー:利用者に役職を設定し、部署・役職指定の承認者に含めることが可能に
- 従業員台帳:「年末調整」項目の選択肢を変更
- 従業員台帳:「データ出力」の出力上限を50,000件に引き上げ
- 電子申請:添付ファイルの容量上限を10MBに引き上げ
【お知らせ】
- 従業員台帳:口座情報の重複登録ができなくなります(2026年10月下旬予定)
全般:利用者の権限に「一般」を追加
弥生労務 Nextの利用者の権限を、これまでの「管理者」「承認者」の2種類から、「管理者」「一般」「承認者」の3種類に変更しました。これにより、管理者のもとで複数の担当者がバックオフィス業務をおこなう運用がしやすくなります。
弥生マイポータルの権限との対応
弥生労務 Nextの権限は、弥生マイポータルの権限にもとづいて以下のとおり設定されます。
| 弥生マイポータルの権限 | 弥生労務 Nextの権限(~2026年10月5日) | 弥生労務 Nextの権限(2026年10月6日~) |
| 管理者 | 管理者 | 管理者 |
| 製品ライセンス管理者 | 承認者 | 一般 |
| 利用者 | 承認者 | 承認者 |
弥生マイポータルの権限が「製品ライセンス管理者」の方は、リリース後に弥生マイポータルから弥生労務 Nextへログインしたタイミングで、弥生労務 Nextの権限が「承認者」から「一般」へ自動で変更されます。
また、弥生マイポータル上で権限を変更した場合は、次回弥生労務 Nextへログインしたタイミングで弥生労務 Nextの権限にも反映されます。
「一般」権限の追加に伴い利用可能になる機能
「一般」権限の利用者に対して閲覧・操作の範囲を制限する、以下の機能をご利用いただけるようになりました。
- 従業員台帳閲覧設定
[台帳管理]>[従業員台帳設定]>[従業員台帳閲覧設定] - 雇用契約書項目の権限設定
[従業員マイページ]>[文書・雇用契約書管理]>[雇用契約書管理]>[雇用契約書項目の権限設定] - 利用者管轄権限設定
[マスタ管理]>[部署管理]>[組織の作成・編集]>[利用者管轄権限の設定]
従業員台帳:追加項目で「複数データ」(横テーブル形式 )の登録が可能に
従業員台帳の追加項目で、面談履歴や貸与品の履歴のように、1人の従業員に対して複数件存在するデータを横テーブル形式で登録できるようになりました。
「追加項目設定」画面に「入力形式」を追加
追加項目設定画面のタブ設定に「入力形式」項目を追加し、タブごとに「単一データ」「複数データ」を選択できるようにしました。
※入力形式は、タブを初めて保存した時点で確定し、以降は変更できません。
※「複数データ」を選択した場合、タブ内の全項目が表の「列」となるため、「カテゴリ」や「空白行の挿入」は設定できません。
従業員台帳での表示・登録
従業員詳細画面では、「複数データ」のタブが表形式で表示されます。
[新規追加]から行を追加でき、登録済みの行は編集できます。
補足
- 「複数データ」のタブで設定できる項目数は、1タブあたり最大30件です。
- 選択肢(ラジオボタン/チェックボックス/プルダウン)の選択肢数は、1項目あたり最大50個です。
- 登録できる行数は、1タブあたり最大500行です。
- 数値項目の合計表示は、行ごとに計算されます。
- [絞り込み検索]の「高度な検索」でも「複数データ」の項目を条件に指定できます。いずれか1行でも条件を満たす従業員が検索結果に表示されます。
- 「複数データ」の項目は、現在は従業員台帳画面でのみ利用できます。追加項目の一括出力、従業員台帳のデータ出力、汎用連携(一括追加・更新)、雇用契約書、合意文書、入社手続き、ワークフローなどの機能では利用できません(選択肢に表示されません)。
従業員台帳:「受給者番号」項目を追加
年末調整などで使用する「受給者番号」を、従業員台帳の項目として登録できるようになりました。
「受給者番号」は、従業員詳細/追加/編集画面の「本人情報」の末尾に追加されています。
関連する機能の変更
- 従業員一括編集テンプレート
テンプレートの末尾に「受給者番号」を追加し、テンプレートをVer.16に更新しました。 - 絞り込み検索(高度な検索)
「本人情報」の末尾に「受給者番号」を追加しました。 - 汎用連携設定(出力/取込)
項目の紐付設定で「受給者番号」を設定できるようになりました。あわせて、項目マッチングシートをver1.6に更新しました。 - 台帳履歴管理
「受給者番号」を登録・編集した場合、履歴の一覧に表示されます。 - 従業員台帳閲覧設定
「本人情報」カテゴリに「受給者番号」を追加しました。あわせて、従業員台帳閲覧設定の一括追加/編集フォーマットをver4に更新しました。
入力ルール
- 任意項目です(未入力でも登録できます)。
- 最大25文字まで入力できます。
- 入力できる文字は、半角英数字、半角スペース、全角スペース、半角記号(! $ & ( ) + - . ; =)です。
- 同じ受給者番号を複数の従業員に登録することはできません(退職者を含みます)。
- 先頭が「.(ドット)」で始まる値や、「AUX」「CON」「NUL」「PRN」「COM0~COM9」「LPT0~LPT9」と完全一致する値は登録できません。
ワークフロー:利用者に役職を設定し、部署・役職指定の承認者に含めることが可能に
利用者に役職を設定できるよう改修しました。
これに伴い、部署と役職を指定して承認経路を作成する際、利用者の管轄部署と役職も考慮されるようになりました。
利用者に「役職の設定」を追加
[利用者管理]の利用者登録画面・利用者編集画面の「承認に関する設定」欄に「役職の設定」を追加しました。
※権限が「一般」、かつ、承認経路の利用が「可」の利用者のみ設定できます。
※選択肢には、従業員に設定している役職が表示されます。初期値は「役職なし」です。
※利用者一括追加/編集テンプレートにも「役職」項目を追加しました。
承認経路の作成画面に「対象区分」を追加
[ワークフロー]>承認経路の作成画面の「承認者を選択」ウィンドウに「対象区分」を追加し、承認者の対象を以下から選択できるようにしました。
| 対象区分 | 部署の判定 | 役職の判定 |
| 従業員のみ(これまでと同じ) | 従業員の所属部署 | 従業員の役職 |
| 従業員および利用者 | 従業員:所属部署/利用者:管轄部署 | 従業員:メイン所属部署の役職/利用者:「役職の設定」の役職 |
| 利用者のみ | 利用者の管轄部署 | 「役職の設定」の役職 |
その他の変更
- 承認者を表示する画面、および承認経路のデータ出力に「対象区分」を表示するようにしました。
- 従業員が承認者を選択する「担当者の選択」ウィンドウ(所属従業員タブ)で、利用者の管轄部署・役職を表示し、検索できるようにしました。また、承認者の対象区分に応じて、選択できる担当者が絞り込まれるようにしました。
- 「担当者の選択」ウィンドウの「履歴」タブでは検索ができなくなりました。
従業員台帳:「年末調整」項目の選択肢を変更
従業員台帳の「年末調整」項目の選択肢を以下のとおり変更しました。
年末調整をおこなわない甲欄適用の従業員(年の途中で退職する方など)も登録できるようになります。
- 変更前:「する」「しない」
- 変更後:「する(甲)」「しない(乙)」「しない(甲)」
項目名横の[?]をクリックすると、選択肢の説明が表示されます。
変更の対象となる画面
従業員詳細/追加/編集画面、従業員一括編集テンプレート(Ver.16)、絞り込み検索(高度な検索)、汎用連携設定(出力/取込)、項目マッチングシート(ver1.6)、台帳履歴管理、雇用契約書管理
以前のテンプレートや設定を利用する場合
- 従業員一括編集テンプレート(以前のバージョン)や、汎用連携設定(取込)で「する」「しない」を登録した場合は、「する」は「する(甲)」、「しない」は「しない(乙)」として登録されます。
- 「する」「しない」で設定されている汎用連携設定(出力)で出力した場合は、「する(甲)」は「する」、「しない(乙)」は「しない」として出力され、「しない(甲)」は空欄で出力されます。
- 台帳履歴管理では、リリース前の履歴は「する」「しない」、リリース後の履歴は新しい選択肢で表示されます。
扶養控除申告書に関する変更
- 「年末調整」が「する(甲)」「しない(甲)」の従業員について、従業員一覧・従業員詳細画面から扶養控除申告書をダウンロードできるようにしました。
- 入社手続きの「本人情報」で、扶養控除申告書を提出するかの質問の初期値を、「する(甲)」「しない(甲)」の場合は「はい」、「しない(乙)」の場合は「いいえ」としました。
- 扶養親族がいないため提出不要と判断して「いいえ」を選択してしまうケースが多いことから、入社手続きの質問文・説明文、および「扶養控除申告書とは?」の説明を見直しました。
従業員台帳:「データ出力」の出力上限を50,000件に引き上げ
[台帳管理]>[従業員]の[データ出力]で「汎用データ変換テンプレート」を選択した場合の出力上限を、30,000件から50,000件に引き上げました。
あわせて、テンプレート名を「外部ソフトウェア向けテンプレート」から「汎用データ変換テンプレート」に変更し、処理時間の目安を注釈として追加しました。
電子申請:添付ファイルの容量上限を10MBに引き上げ
e-Gov電子申請で添付できるファイルの容量上限を、1ファイルあたり2MBから10MBに引き上げました。
対象の手続き
- e-Gov電子申請の全手続き(CSVファイル添付方式の手続きを含みます)
※マイナポータル経由の電子申請は対象外です。 - [帳票]>[申請データ一括作成]の対象手続き(添付ファイルが対象です。申請データ一括作成テンプレートファイルは対象外です)
補足
- 添付できるファイルの種類・ファイル数(最大6つ)に変更はありません。
- 送信済み・一時保存済みの手続きの添付ファイルに影響はありません。
従業員台帳:口座情報の重複登録ができなくなります(2026年10月下旬予定)
2026年10月下旬(予定)より、従業員台帳で同じ口座情報を重複して登録できなくなります。
現在、口座情報を重複して登録している従業員がいる場合、[台帳管理]>[従業員]画面の上部、および対象従業員の詳細画面の上部にお知らせを表示しています。
お知らせ内の[対象者の従業員]をクリックすると、対象の従業員一覧を確認でき、[従業員番号コピー]で従業員番号をコピーすることもできます。対象の従業員がいる場合は、口座情報をご確認ください。