事業所データの作成時に設定した勘定科目体系([法人/一般]、[個人/一般]など)は、後から変更することはできません。データ作成時に勘定科目体系を間違えて設定してしまった場合は、事業所データを新規に作り直す必要があります。
既に取引の入力を開始している場合は、以下の手順で仕訳データをエクスポート(テキスト書き出し)し、新たに作成した事業所データへインポート(読み込み)します。
仕訳データと前期繰越残高(期首残高)のデータ以外の設定情報は、新しいデータに引き継がれません。新しいデータで再度登録する必要があります。
1.現在使用中のデータで行う作業
- 【仕訳データのエクスポート(書き出し)】
仕訳データを書き出す(エクスポート)方法
【伝票番号の設定を確認する】
伝票番号が変わるのを防ぐため、[伝票No.]の設定を確認します。 - [設定]メニューの[帳簿・伝票設定]をクリックします。
- [伝票No.]タブをクリックします。
- [伝票No.を使用する]にチェックが付いているかどうか確認します。チェックが付いている場合は、[付番方法][付番時期][自動付番の設定](次回No.)を確認し、メモなどに控えておきます。
- [OK]をクリックします。
- 【前期繰越残高(期首残高)のエクスポート(書き出し)】データを作り直した後に、前期繰越残高(期首残高)のデータのインポートを行うため、前期繰越残高(期首残高)をエクスポートします。
前期繰越残高(期首残高)のエクスポート/インポート部門管理を行っている場合は、各部門で前期繰越残高(期首残高)をエクスポートする必要があります。
◆ 部門管理機能は弥生会計 スタンダード、やよいの青色申告では対応していません。
2.新しい事業所データを新規作成する作業
- クイックナビゲータの[導入]カテゴリから[データの新規作成]をクリックします。
- [データ作成方法の選択]画面で「新規にデータを作成する」を選択し、[次へ]をクリックします。
- [事業所名(屋号)]を入力し、[次へ]をクリックします。
- [勘定科目体系の選択]画面が表示されます。ここで、本来の正しい勘定科目体系を選択し、[次へ]をクリックします。
- 画面の指示に従い、必要な項目を設定します。[保存先の設定]画面では、既存のデータと区別するため、事業所データ名を一部変更してください。
下図の例では事業所データ名の後に「-1」と付けています。
[次へ]をクリックします。 - [設定内容の確認]画面が表示されます。内容を確認してから、[作成開始]をクリックします。
3.新しい事業所データで行う作業
- 【前期繰越残高(期首残高)のインポート(取り込み)】「1.現在使用中のデータで行う作業」の手順6でエクスポートした前期繰越残高のデータを[科目残高入力]画面でインポートします。
前期繰越残高(期首残高)のエクスポート/インポート部門管理を行っている場合は、各部門でエクスポートしたテキストファイルすべてをインポートする必要があります。
◆ 部門管理機能は弥生会計 スタンダード、やよいの青色申告では対応していません。 - 【仕訳データのインポート(取り込み)】「1.現在使用中のデータで行う作業」の手順1でエクスポートした仕訳データを[仕訳日記帳]画面でインポートします。
仕訳データを取り込む(インポート)方法「2.新しい事業所データを新規作成する作業」の手順5で設定した事業所データ名を変更したい場合は必要に応じて変更します。
事業所データ名(ファイル名)を変更する方法