弥生販売では帳票発行時に使用できる書式が2種類あり、書式の種類によって設定方法が異なります。
ご使用になる書式の設定手順をご確認ください。
書式名の後ろに「(販売11形式)」の記載がない書式に振込先口座を出力したい場合
以下の手順で操作を行います。
- 帳票レイアウタを起動する
- 専用用紙のレイアウトを変更するか、汎用用紙のレイアウトを変更するか選択する
- レイアウト編集を行う
- 印刷書式を固定する設定を行う
- 帳票レイアウタを起動して、編集を行う帳票を開きます。クイックナビゲータの[事業所データ]カテゴリから[帳票レイアウタ]をクリックします。
編集を行う帳票を選択して、[開く]をクリックします。 - 「専用用紙のレイアウトを編集しようとしています。」のメッセージが表示された場合は、「はい」または「いいえ」をクリックします。
※メッセージが表示されない場合、手順3へ進みます。
- 専用用紙に印刷するため、罫線の出力が不要な場合は「いいえ」をクリックします。
- 白紙の汎用用紙に印刷する場合、またはPDFファイルとして出力する場合は「はい」をクリックします。
「はい」をクリックして罫線を出力すると設定した帳票を、罫線を出力しない帳票に戻すことはできません。
- レイアウト編集を行います。
複数のレイアウトで同じように設定したい場合は、それぞれ操作を行ってください。
売上伝票、請求明細書、合計請求書のレイアウト編集を行った場合は、操作完了後に手順4を確認してください。- 振込先口座を追加する方法(4:13~)
- 画面左側の[レイアウトオプション]の[コントロール]-[図形・装飾]をクリックします。
- [固定文字ラベル]をマウスでドラッグして出力したい位置に配置します。
1行につき、1つの[固定文字ラベル]の配置が必要です。
そのため、複数行の文字列の配置を行う場合は必要な行数分の[固定文字ラベル]を配置してください。 - 配置した項目をダブルクリックして[レイアウトプロパティ]を開きます。
- [データ]欄に振込先口座の情報を入力して、[レイアウトプロパティ]を閉じます。
- 必要に応じて配置した[固定文字ラベル]の四角い枠をドラッグしてサイズや位置を調整します。
- [変更を保存する]をクリックします。
- [コメント]にわかりやすい名前を入力します。
- [名前を付けて保存]をクリックします。
コメントを付けて保存した帳票は、そのまま伝票の印刷画面(または送信画面)の書式欄で選択できるようになります。
- 印刷書式を固定する設定を行う
レイアウト編集した帳票が売上伝票、請求明細書、合計請求書の場合は、印刷書式を固定する設定を行います。
売上伝票(納品書)や請求書で印刷書式を固定したい- 現在使用している帳票のレイアウトを編集して上書き保存した場合、印刷書式を固定する設定は不要です。
- 帳票レイアウタで編集した書式を使用して印刷を行うと、印字位置がずれることがあります。
その場合は、印字位置の調整を行ってください。
印刷位置をずらしたい
振込先口座を追加する方法
書式名の後ろに「(販売11形式)」と記載された書式に振込先口座を出力したい場合
伝票や請求書などに銀行名を出力する場合は、[帳票自社名設定]で設定を行います。ここでは[請求明細書](合計請求書を含む)を例に説明します。その他の帳票の場合は、読み替えて作業を行ってください。
- クイックナビゲータの[事業所データ]カテゴリから[帳票自社名の設定]をクリックします。
- [請求明細書]タブを選択します。
- [基本情報]に登録している住所、事業所名、電話番号などが表示されていない場合は、[最新自社名]をクリックします。
表示されている場合は手順4へ進みます。表示されている情報は、必要に応じて変更できます。
- [最新自社名]をクリックすると、すべてのタブの内容が[基本情報]に登録している情報のみの表示になり、追加入力している内容は消えてしまいます。追加入力している内容がある場合は、[最新自社名]はクリックせず、必要な箇所のみ直接入力してください。
- [基本情報]に登録していてもメールアドレス、ホームページは自動表示されません。必要に応じて入力してください。
- [最新自社名]をクリックして、基本情報から自動表示される内容の順序(段数)を変更して入力すると、[送り状]や[統一伝票]など一部の帳票で正しく出力されない場合があります。
- 弥生販売 スタンダードには[注文書][支払明細書][銀行振込依頼書]のタブはありません。
- 空白行に銀行名などの必要な自社情報を入力します。
- [OK]をクリックします。
[帳票自社名設定]では1つの帳票に振込銀行名を複数登録して、取引先ごとに振込銀行名を切り替えて出力することはできません。
その場合は、帳票レイアウタで新たな書式を銀行名ごとに作成して、取引先ごとに使い分けてください。
詳しい手順は、
帳票レイアウタの操作手順
を参照してください。