弥生販売を複数台でデータを共有して運用している場合、子機(クライアントコンピューター)では事業所データのコンバートは必要ありません。
データのコンバートは親機(サーバーコンピューター)のみで行い、子機(クライアントコンピューター)から親機(サーバーコンピューター)に保存されているデータを参照します。子機(クライアントコンピューター)では帳票レイアウトデータのコンバートと環境設定コンバートを行ってください。
- 弥生販売を使用しているすべてのコンピューター
に、最新バージョンの弥生販売をインストールしてからコンバートを行ってください。
※事業所データのコンバートが終わった後に旧製品でデータ入力を行っても、最新バージョンの弥生販売に入力内容を反映させることはできません。 最新バージョンの弥生販売へのバージョンアップ方法の流れを確認したい場合は、以下を参照してください。
弥生販売 25へバージョンアップする方法(プロフェッショナル 2ユーザー/5ユーザー) 弥生販売 25へバージョンアップする方法(ネットワーク)
以下では、データを保存しているコンピューターを「サーバーコンピューター」、弥生販売のプログラムのみインストールしているコンピューターを「クライアントコンピューター」として説明しています。
データの参照手順
- クライアントコンピューターで、デスクトップの弥生 マイポータルのアイコンをダブルクリックして[弥生 マイポータル]を起動します。[ホーム]メニューの[使いはじめる]-[弥生販売]をクリックします。
- 弥生販売が起動したら[ファイル]メニューの[開く]をクリックします。
- [事業所データの選択]の画面で[参照先]をクリックします。
- [参照先の設定]画面の[参照]をクリックして、[サーバーの選択]画面を表示します。
- 一覧の中から「サーバーのコンピューター名¥YAYOI」を選択して、[OK]をクリックします。
※サーバーのコンピューター名が「YAYOI-01」の場合、「YAYOI-01¥YAYOI」を選択します。
選択するサーバーが表示されない場合は、[保存場所]に「サーバーのコンピューター名¥YAYOI」を直接入力してください。
サーバーのコンピューター名がわからない場合
サーバーのコンピューター名は、データベースをインストールしたコンピューター(サーバー)で確認します。
詳細は、 サーバーのコンピューター名がわからない を参照してください。 - [保存場所]に「サーバーのコンピューター名¥YAYOI」と表示されていることを確認して、[サーバーの詳細設定]をクリックします。
- [サーバーにログインするユーザーを指定する]にチェックを付けます。
- [ユーザー]に「sa」と入力して、データベース(SQL Server)のインストール時に指定したsaパスワードを入力します。
- [OK]をクリックします。
- [参照先の設定]画面の[OK]をクリックします。
- [事業所データの選択]画面から開きたい事業所データを選択して、[開く]をクリックします。
エラーメッセージが表示された場合
サーバーへのアクセスが遮断されている原因を確認して、対処を行う必要があります。
詳細は、リンク先を参照してください。
クライアントコンピューター(子機)のコンバート手順
クライアントコンピューター(子機)では、帳票レイアウトデータと環境設定ファイルのコンバートを行います。
クライアントコンピューター(子機)でコンバート(変換)する方法