弥生販売の[伝票印刷]の画面で[連続印刷]機能を使用すると、必要な売上データだけを選択してやよいの顧客管理にインポートできます。
インポートするには、あらかじめ弥生販売で使用している[商品名]がやよいの顧客管理の[補助台帳]に登録されていることが必要です。
以下で、弥生販売の売上データをやよいの顧客管理にインポートする手順を説明します。
- インポート実行前に必ずバックアップを行ってください。
インポート実行後に、取り込んだ内容だけを取り消すことはできません。
バックアップファイルの作成 - インポートデータに和暦6桁(YYMMDD)の日付が含まれる場合は、YYの数値によって自動的に元号を判定します。
平成20年以前の日付が含まれる売上データをインポートする場合は 弥生販売の売上伝票データをやよいの顧客管理にインポートする際の注意点 を確認してください。
- 弥生販売を起動して、クイックナビゲータの[売上]-[得意先への売上]をクリックします。
- [売上伝票]画面の[印刷]をクリックします。
- [伝票印刷]画面の[連続印刷]をクリックします。
- [売上伝票連続印刷]画面が表示されるので、必要な条件(得意先、売上日の期間など)を設定して[検索]をクリックします。
※[用紙で検索]のチェックが入っていると得意先台帳の指定売上伝票と一致した得意先の伝票しか表示されません。必要に応じて[用紙で検索]のチェックを外してください。
例)20**年8月1日~10月31日までに「厚木産業株式会社」に売り上げた伝票を検索します。 - 検索結果に表示された伝票のうち、インポートしたい伝票の[行セレクター]をクリックして選択します。 ([Ctrl]キーを押しながら[行セレクター]をクリックすると、連続していない複数の伝票を選択できます)
- [エクスポート]をクリックします。
- テキストファイル出力の画面で[出力先]を指定して、[実行]で売上伝票データを書き出します。
エクスポートしたファイルをインポートする際には[形式]と[出力先]が必要になりますので、メモなどに控えてください。
- やよいの顧客管理を起動して、[ファイル]メニューの[インポート]-[履歴/予定インポート]をクリックします。
- [次へ]をクリックします。
- [履歴/予定区分]は[販売]を選択して、[次へ]をクリックします。
- [参照]をクリックし、手順7で出力したテキストファイルの場所を指定して[次へ]をクリックします。
- [区切り文字]は手順7で選択した形式を[CSV(カンマ)区切][タブ区切][スペース区切]のいずれかを選択します。
[インポート開始行]では テキストファイルのデータが何行目から始まっているかを指定します。初期値は「1」です。
Excelなどでテキストファイルを加工した場合のみ、データが始まっている行を指定してください。 - [インポート書式]を選択して[開始]をクリックして、インポートを実行します。
弥生販売 06以前の製品をお使いの場合、インポート書式に[弥生販売 売上伝票データ(06以前)]を選択してください。
ただし、弥生販売 06 NEの場合は[弥生販売 売上伝票データ]を選択してください。
弥生販売の商品台帳をやよいの顧客管理の補助台帳にインポートしたい - インポート終了の確認画面が表示されます。 [次へ]をクリックします。
- [完了]をクリックしてインポートを終了します。
[キャンセル]をクリックするとインポートをする前の状態に戻ります。
インポートが正しく行えなかった場合は、[インポートを中止しました。]のメッセージが表示されます。インポートできなかった項目と理由が表示されますので、内容を確認してください。[エラーリスト印刷]をクリックすると、エラーリストの印刷もできます。
商品がエラーになっている場合は以下が考えられます
- 弥生販売の[売上伝票]で商品名を手入力した
- 弥生販売で商品台帳の名称を変更した
- やよいの顧客管理の[補助台帳]に登録されていない商品の売上データをインポートした
対処方法
- [エラーリスト]に記載された商品名称をやよいの顧客管理の[補助台帳]の[商品]欄に登録・修正します。
「商品」の登録方法 登録完了後にインポートを実行してください。
- クイックナビゲータの[履歴/予定]カテゴリから[履歴/予定表]をクリックします。 売上データがインポートされていることを確認します。