やよいの見積・納品・請求書でご使用中のデータを、弥生販売で引き続き使用する場合は、[やよいの見積・納品・請求書からのデータ移行]画面を使用します。
弥生販売へ引き継いで使用できるデータは以下のとおりです。
- 自社情報
- 得意先台帳
- 商品台帳
移行可能なバージョンはやよいの見積・納品・請求書 17以降です。
移行される自社情報は以下の内容が含まれます。
- 自社名
- 自社郵便番号
- 自社住所1
- 自社住所2
- 自社TEL
- 自社FAX
- 登録番号(適格請求書発行事業者の登録番号)
- 帳票作成オプション 年表示
- 帳票作成オプション 基本端数処理
- 帳票作成オプション 消費税計算端数処理
やよいの見積・納品・請求書のデータ保存場所
弥生ドライブやネットワークドライブにやよいの見積・納品・請求書のデータがある場合は、Windowsのローカルドライブに保存してから以下の操作を行ってください。
データの変更について
やよいの見積・納品・請求書データを弥生販売に移行する際、データ形式の違いにより一部のデータが自動で変更される場合があります。
変更される項目があるかどうかについては、移行時にあらかじめ確認することができます。
データの変更について(やよいの見積・納品・請求書からのデータ移行)
- 弥生販売をインストールします。
- すべてのプログラムを終了します。
特に常駐プログラムが動作している場合、正しく移行できないことがあります。
また、以下の製品が起動していると[やよいの見積・納品・請求書からのデータ移行]画面を起動できません。- 弥生販売
- 弥生販売 コンバータ
- やよいの見積・納品・請求書
- 弥生 マイポータルを起動します。 [弥生販売]メニューの[サポートツール]-[その他のサポートツール]をクリックします。
- [やよいの見積・納品・請求書からのデータ移行]をクリックします。
- [やよいの見積・納品・請求書からのデータ移行]画面が表示されるので、[次へ]をクリックします。
- 移行するやよいの見積・納品・請求書データの種類を[事業所データ]または[バックアップファイル]から選択します。
- 移行するやよいの見積・納品・請求書データを選択し、[次へ]をクリックします。
- [事業所データ]の場合
同じコンピューターでやよいの見積・納品・請求書を使用していた場合、最後に使用した事業所データが表示されます。
移行対象の事業所データが表示されていない場合は、[参照]をクリックして移行対象の事業所データを選択します。 - [バックアップファイル]の場合
[参照]をクリックして、移行対象のバックアップファイルの保存先を選択し、バックアップファイルを選択後、[開く]をクリックします。
ファイル名に移行対象のバックアップファイル名が表示されていることを確認し、[次へ]をクリックします。
- [事業所データ]の場合
同じコンピューターでやよいの見積・納品・請求書を使用していた場合、最後に使用した事業所データが表示されます。
- 移行するデータのチェックを行います。やよいの見積・納品・請求書データを弥生販売に移行する際、データ形式の違いにより一部のデータが自動で変更される場合があります。
[次へ]をクリックすると、データの変更が発生する箇所を確認できます。- [データの変更について]をクリックすると、データの変更についての説明を確認できます。
- やよいの見積・納品・請求書の事業所データにパスワードを設定していた場合は、パスワード入力画面が表示されます。
設定していたパスワードを入力し、[OK]をクリックします。 - 移行するデータの容量によっては、チェック処理に時間がかかる場合があります。チェック結果画面が表示されるまでお待ちください。
- 移行するデータのチェック結果が表示されます。
- データの変更が発生する場合
移行時に発生する変更件数が表示されます。
やよいの見積・納品・請求書から弥生販売にデータ移行する際の制限事項
[結果を表示する]をクリックすると、データの変更内容を確認することができます。
やよいの見積・納品・請求書で情報を修正する必要がある場合は、[キャンセル]をクリックして、やよいの見積・納品・請求書でデータを修正後、再度手順2からデータの移行を行ってください。
弥生販売へデータ移行後に弥生販売で修正する場合は、[次へ]をクリックします。
同時にデスクトップへチェック結果のファイルが書き出されます。 - データの変更が発生しない場合
[次へ]をクリックします。
- データの変更が発生する場合
- やよいの見積・納品・請求書データを移行するための、弥生販売のデータを作成します。
[次へ]をクリックします。
- [会計期間]を設定します。期首日を指定すると、期末日が自動表示されます。弥生販売で伝票入力を開始する日付を含む会計期間を設定します。
例:自社の会計期間が4月1日~翌年3月31日で、2024年1月1日以降の売上伝票を弥生販売で入力する場合、会計期間は「2023年4月1日~2024年3月31日」を設定します。※事業所データ作成後、[会計期間]は変更できません。会計期間は弥生販売の運用期間ではなく、自社の会計期間を指定してください。
- [次へ]をクリックします。
- [保存先サーバー]と[事業所データ名]を確認して、[次へ]をクリックします。
- 必要に応じて管理者パスワードを入力し、[次へ]をクリックします。やよいの見積・納品・請求書の事業所データにパスワードを設定していた場合は、同じパスワードを管理者パスワードとして引き継ぐことができます。
事業所データのパスワードを引き継がない場合は、[やよいの見積・納品・請求書のパスワードを引き継ぐ]のチェックを外して、必要に応じてパスワードを入力します。 - 設定内容を確認し、[開始]をクリックします。
設定を変更する場合は[戻る]をクリックし、変更したい画面まで戻ります。
移行にかかる時間について
移行を行うデータの容量によっては、移行処理に時間がかかる場合があります。
完了画面が表示されるまでお待ちください。 - 完了画面が表示されます。
データの変更が発生した場合
移行時に発生した変更件数が表示されます。
[変更内容を表示する]をクリックすると、データの変更内容を確認することができます。
変更内容を確認後、[完了]をクリックします。
画面終了後に必要に応じて、移行後の弥生販売のデータを修正してください。