スマート取引取込には、取り込んだ取引の内容から類推される科目を、自動で割り当てる「自動仕訳」機能があります。この「自動仕訳」機能により、取り込んだ取引の仕訳業務を軽減することができます。
取り込んだ取引は、以下のいずれかの機能によって「自動仕訳」されます。
- 仕訳ルール設定による「自動仕訳」
登録済みの仕訳ルールに該当する取引の科目に、科目を自動で割り当てます。 - 仕訳の学習機能による「自動仕訳」
科目変更して確定した取引の仕訳内容は、スマート取引取込が学習し蓄積していきます。
次回以降、蓄積された仕訳内容から類推される最適な科目を、取り込んだ取引の科目に自動で割り当てます。
仕訳の学習機能のしくみ
以下のような流れで、スマート取引取込に仕訳内容が自動で蓄積されます。- 取引をスマート取引取込に取り込みます。
※弥生会計(やよいの青色申告)には[取引先]は表示されません。 - [未確定の取引]画面で、取引の科目を手動で変更します。
- 確定した取引が弥生会計製品に登録されます。
同時に、確定した仕訳内容がスマート取引取込に自動で蓄積されます。
※仕訳内容を蓄積せずに、取引を確定することも可能です。 - 次回以降の取引を取り込みます。同様の取引がスマート取引取込に取り込まれた場合、前回選択した科目が選択された状態で[未確定の取引]画面に表示されます。
※手順3で仕訳内容を蓄積せずに取引を確定した場合は、初回取り込み時に表示された科目(画像の取引の場合は「旅費交通費」)が表示されます。
仕訳内容を学習させない取引の確定
取引の確定時に、[選択された取引の操作を行う]から「取引を確定する(科目変更は学習しない)」を選択します。この場合は、確定した仕訳内容はスマート取引取込に蓄積されません。