弥生販売 23を旧製品と同じコンピューターで使用する場合の、コンバート(変換)手順を説明します。
弥生販売 23を新しいコンピューターで使用したい場合は、現在ご使用中のコンピューターで弥生販売 23へのバージョンアップが終わってから、新しいコンピューターへの移行を行ってください。新しいコンピューターへの移行の方法は、 新しいコンピューターに弥生販売 23を移行したい を参照してください。
弥生販売 23に旧製品のデータをコンバートする手順
- 弥生販売 23へコンバートを行えるのは、弥生販売 16以降の製品です。
弥生販売 15以前の製品をお使いの場合は、弥生販売 23でデータの新規作成を行ってください。 - 事業所データの容量やコンピューターの環境によって、コンバート(変換)にかかる時間が異なります。
コンバート(変換)の処理中は弥生販売を使用できませんので、通常業務に支障が発生しない時間帯に作業を行ってください。
プログレスバーが動いている間はコンバート(変換)中ですので、完了画面が表示されるまでお待ちください。 - 複数台で弥生販売をお使いの場合は、サーバーコンピューターでのみデータのコンバートを行います。
クライアントコンピューター(子機)でのコンバート手順は以下を参照してください。
クライアントコンピューター(子機)でコンバート(変換)する方法
- 起動させているアプリケーションがある場合は、すべて終了させてください。
- デスクトップの[弥生販売 23 コンバータ]のアイコンをダブルクリックします。
- [弥生販売 23 コンバータ]画面が起動したら、[次へ]をクリックします。
- [製品の種類]の画面でお使いの旧製品を選択して、[次へ]をクリックします。
- [事業所データを変換する]にチェックを付けて、[弥生販売データ]を選択します。
- 新しいコンピューターへ移行するなどの理由で、別のコンピューターで作成したバックアップを使用してコンバートを行う場合は、[弥生販売 バックアップファイル]を選択します。
複数の事業所データを使用している場合、2つ目以降のデータのコンバートは、以下の手順で行います。
- [事業所データを変換する]にチェックを付け、[弥生販売データ]または[弥生販売 バックアップファイル]を選択します。
- [帳票レイアウトデータ]と[環境設定の変換]のチェックを外します。
[次へ]をクリックして、手順8以降の操作を行います。
- [帳票レイアウトデータ(弥生販売 11 形式)を変換する]にチェックを付けます。
※弥生販売 スタンダードでは、(弥生販売 11 形式)の帳票レイアウタ機能がないため、メニューが表示されません。弥生販売 23で既に帳票を作成している場合は、画面に「※弥生販売 23 の帳票レイアウトデータ(弥生販売 11 形式)があります。チェックを付けた場合、旧製品の帳票レイアウトデータで上書きします。」と表示されます。
この場合は、いったん[弥生販売 23 コンバータ]を[キャンセル]して、先に弥生販売 23の帳票レイアウトデータをエクスポートします。帳票コンバートの操作が終了してから、エクスポートしたレイアウトデータをインポートで取り込んでください。
- [このコンピュータの旧製品の環境設定を変換する]にチェックを付けて、[次へ]をクリックします。
- コンバートするデータを選択します。
コンバートするデータを一覧から選択して[次へ]をクリックします。
複数のデータを一括でコンバートすることはできませんので、1件ずつデータを選んでコンバートしてください。手順5で[バックアップファイル]を選択した場合
- [参照]をクリックします。
- 旧製品のバックアップファイルを保存した場所を選択します。
バックアップファイルを選択して[開く]をクリックします。 [次へ]をクリックします。
- 保存先の設定画面で[事業所データ名]を確認して、[次へ]をクリックします。
※旧製品と別のコンピューターで使用しない場合は、[保存先サーバー]を変更する必要はありません。
データ名を変更する場合は、[事業所データ名]をクリックして名称を変更します。「すでに同名のデータが存在します。」のメッセージが表示された場合
弥生販売 23に既に同じ名称のデータが存在します。
データコンバート(変換)しようとすると「すでに同名のデータが存在します」と表示される を参照してください。エラーメッセージが表示された場合
サーバーへのアクセスが遮断されている原因を確認して、対処を行う必要があります。
旧製品と別のコンピューターで使用する場合は、[保存先サーバー]の[参照]をクリックして保存先サーバーを設定してください。
詳細は、 「データベース(SQL Server)にアクセスできませんでした。」のメッセージが表示される を参照してください。
- [保存場所]に「サーバーのコンピューター名¥YAYOI」と手入力します。
- [サーバーの詳細設定]をクリックします。
- データベースパスワードを入力します。
[サーバーにログインするユーザーを指定する]にチェックを付けます。
ユーザー名「sa」、パスワード「データベースインストール時に入力したパスワード」を入力します。 [OK]をクリックします。
- [設定内容の確認]でコンバート対象を確認して、[開始]をクリックします。
[SQL Server ****形式のデータをSQL Server ****に復元しようとしています。]のメッセージが表示されたら[はい]をクリックしてください。
- コンバート(変換)の完了画面が表示されたら、[完了]をクリックします。
弥生ドライブにバックアップを保存している場合の注意事項
弥生販売 23では旧製品のデータとは別にバックアップを作成します。そのため、弥生販売 23のバックアップを弥生ドライブにアップロードできないことがあります。 弥生ドライブを起動して、履歴や不要なファイルを削除して、弥生ドライブの空き容量を確保してください。
弥生販売 23をインストールしても、デスクトップにある旧製品のショートカットアイコンは削除されません。
弥生販売 23へのコンバートが完了し、最新のデータが移行されていることを確認したら、誤って旧製品にデータを入力しないようにショートカットアイコンを削除してください。
削除する場合は、デスクトップ上にある旧製品のアイコンを右クリックして[削除]を選択し、アクセス許可のメッセージが表示されたら[続行]を選択してください。