証憑アップローダーを使用して、紙証憑のスキャナ取り込みや画像データの取り込みを行います。
取り込んだデータは、証憑データ化サービスにアップロードします。
証憑アップローダーがインストールされていない場合は、マイポータルWebにログインし、[顧問先(会員)一覧]画面でダウンロードしてください。
証憑データ化サービスを利用するための事前設定がお済みでない場合は、以下を参照して必要な設定を行ってください。
記帳代行支援サービスの利用の流れ
証憑の取り込みと証憑データ化サービスへのアップロード
- デスクトップにあるショートカット「弥生 証憑アップローダー」をクリックします。 証憑アップローダーが起動して、[顧問先一覧]画面が表示されます。
- データ取り込み対象となる顧問先を選択して[この顧問先を開く]をクリックします。
[証憑選択]画面が表示されます。 - 取り込む証憑の種類を選択します。証憑データ化サービスでデータ化できる証憑は、領収書・レシート、受領請求書、発行請求書、通帳、クレジットカード利用明細、現金出納帳です。
[勘定科目選択]画面が表示されます。「スマート取引取込から勘定科目を取得できませんでした」のエラーメッセージが表示される
「スマート取引取込から勘定科目を取得できませんでした」のエラーメッセージが表示される場合、証憑アップローダーを終了し、弥生会計からスマート取引取込を起動して最新の科目設定を反映させる必要があります。詳細は、以下のページで確認してください。
証憑アップローダーに登録済みの部門/科目が表示されない - 取り込む証憑の部門や勘定科目を選択します。表示される部門と勘定科目は、弥生会計で連携設定した事業所データの最新の処理年度と同期しています。
部門や勘定科目を設定せず「自動仕訳」で証憑を取り込む場合は、手順5へ進んでください。選択が必要な項目について
「クレジットカード利用明細」の「取引日」や補助科目の設定が必須である場合など、「選択してください」と表示されている項目は、必ず選択する必要があります。
該当する部門や勘定科目がない場合
取り込む証憑に該当する部門や勘定科目がない場合、弥生会計で連携した事業所データに部門や勘定科目を登録する必要があります。
以下の手順で部門や勘定科目を登録後、再度、証憑アップローダーを起動して、証憑を取り込んでください。 -
[取り込み]をクリックします。
証憑の追加画面が表示されます。
-
証憑を取り込みます。
請求書の場合、複数ページのファイル(PDF、XDW)を1つの証憑として取り込むことができます。
領収書・レシート、領収書・レシート(小書き入り)の場合、複数枚でワンセットのファイルを取り込むことができます。(ただし、データ化されるのは1ページ目のみです)
複数ページの請求書・領収書ファイルを1つの証憑としてアップロードする<ドラッグ&ドロップで画像ファイルを追加する場合>
追加する画像ファイル、またはフォルダーをドラッグ&ドロップします。
または、画面をクリックして表示されるファイル選択画面から画像データを選択します。<スキャナで紙証憑を取り込む場合>
スキャナで取り込む場合は事前準備が必要です。詳細は以下のページで確認してください。
証憑アップローダーでスキャナを使う場合- 取り込む証憑をスキャナにセットし、[利用するスキャナ]を選択して[スキャン]をクリックします。
「ScanSnapを利用する」を選択して両面スキャンを行う場合は、「両面スキャンする」にチェックを付けます。 - 利用するスキャナ画面が表示されます。
<ScanSnapの場合>
[スキャン完了](ScanSnap Managerを利用している場合は[読み取り終了])をクリックします。
<RICOH fiシリーズ(旧Fujitsu)の場合>
[終了]をクリックします。
<Kodakの場合>
[スキャン]をクリックして画像をスキャンした後、[アップロード確認画面へ]をクリックします。
- 取り込まれた証憑の画像データが表示されます。
取り込んだ画像の回転と並べ替え
取り込んだ画像の左上にあるボタンをクリックすると、画像を左右に90度回転させることができます。
ただし、複数ページの請求書を1証憑としている場合は回転できません。
複数の証憑を取り込んだ場合、画像のドラッグ&ドロップで並び順を変更することができます。複数ページの証憑の場合
複数ページを1証憑として取り込んだ場合、後からページごとに画像を分割することができます。
また、ページごとに分割したファイルを1証憑にまとめることも可能です。
詳細は以下を確認してください。
複数ページの請求書・領収書ファイルを1つの証憑としてアップロードする
- 取り込む証憑をスキャナにセットし、[利用するスキャナ]を選択して[スキャン]をクリックします。
- 取り込んだ画像を確認します。
<画像を拡大して確認したい場合>
[証憑拡大]をクリックすると別ウィンドウが開きます。
確認したい証憑画像にカーソルを合わせると、別ウィンドウで拡大表示されます。
取り込んだ画像が[証憑選択]画面で選んだ証憑の種類と相違ないか、1枚に複数の画像が貼り付けられていないか、画像の並び順が正しいか、などについて確認します。
証憑画像をクリックすると、ポップアップが表示され、「はい」をクリックすると[証憑の詳細確認]画面へ切り替わります。
<画像を編集したい場合>
証憑画像をクリックすると、[証憑の詳細確認]画面が表示されます。
画像データは、回転のほか切り抜きなどの画像編集ができます。詳細は以下のページで確認してください。
証憑アップローダーに取り込んだ画像の編集(回転・除外指定・切り抜き・削除)- 証憑データ化サービスでは、データ化する明細の数によって課金され、利用料金が変動します。
弥生PAP会員専用ページ - データ化されなかった場合(一部が読み取れなかった、対象外の証憑を依頼した、証憑種類を間違えてアップロードしたなど)も1明細として集計し、課金されます。
- 証憑データ化サービスでは、データ化する明細の数によって課金され、利用料金が変動します。
-
必要に応じて[アップロード設定]をクリックし、設定を行います。
設定する項目の詳細は、以下を確認してください。
アップロード時の設定 - [アップロード]をクリックして、画像データを証憑データ化サービスにアップロードします。
- 表示された確認メッセージで[はい]をクリックします。 証憑のアップロード状況を表す画面が表示されます。
- 「証憑のアップロードが完了しました。」が表示されたら[閉じる]をクリックします。
<個別に設定する場合(例:「領収書・レシート」の場合)>
[個別に設定する]タブから、部門と借方/貸方の勘定科目をそれぞれ選択します。上記は「領収書・レシート」の場合です。
その他の証憑の説明は、以下のページで確認してください。
証憑アップローダーの勘定科目選択[個別に設定する]
[この設定を「仕訳パターン」に保存する]にチェックを付けると、次回の取り込みから[仕訳パターンから選択する]タブで選択できるようになります。
<仕訳パターンから選択する場合(例:「領収書・レシート」の場合)>
[仕訳パターンから選択する]タブから、設定する仕訳パターンを選択します。
上記は「領収書・レシート」の場合です。その他の証憑の説明は、以下のページの「証憑ごとの仕訳パターン」を確認してください。
証憑アップローダーの勘定科目選択[仕訳パターンから選択する]
アップロードした画像を確認する方法は、以下を参照してください。
証憑データ化の依頼状況の確認
「アップロード済み(重複)」が表示される
証憑アップローダーやスキャンデータ取込で、既に同じ証憑がアップロードされている場合に表示されます(複数ページの請求書を1証憑として取り込んだ場合は、データ化が完了している証憑のみをチェック対象とします)。
重複している証憑画像をアップロードしない場合は、右上の[削除]をクリックして、画像を削除します。
「アップロード中エラー(重複)」が表示される
アップロード中に、既に同じ証憑が取り込まれている場合に表示されます(複数ページの請求書を1証憑としてアップロードした場合を除く)。
[アップロード状況確認]をクリックしてエラーの内容を確認してください。
アップロードした画像のデータ化をキャンセルする
アップロード後10分以内であれば、[依頼履歴]から証憑データ化をキャンセルすることができます。
証憑データ化の依頼状況の確認
アップロードが完了するまで証憑アップローダーを終了しないでください
アップロードが完了する前に証憑アップローダーを終了したり、コンピューターをスリープ状態にすると、処理が中断されて証憑がアップロードされません。
証憑アップローダーを終了する際に以下のメッセージが表示された場合は、[キャンセル]をクリックしてアップロードを完了させてください。
送信する証憑の量や通信回線の状態によって、アップロードに時間がかかる場合があります。
アップロードが中断された場合は、次回証憑アップローダーを起動した際に送信されます。
アップロード中にノートパソコンを閉じてスリープ状態になった場合も、アップロードが中断されます。スリープ状態が解除されると処理が再開されます。