タイムカードの入力を始める前に、タイムカードの締切日や、規定の労働時間と残業時間、出勤時刻と退勤時刻の端数処理方法など、タイムカードを集計する上で必要な情報を設定します。
- クイックナビゲータの[給与支払]カテゴリから[タイムカード入力]をクリックします。 [タイムカード入力]画面が表示されます。
- [設定]をクリックします。
[タイムカード設定]画面が表示されます。
- タイムカードに関する設定を行います。
タブはクリックして切り替えます。
- [締切日と時間帯]タブ
タイムカードの締切日と、勤務日の労働時間や残業時間の時間帯を設定します。
- [端数処理]タブ
出勤時刻と退勤時刻、月間の実働・残業・休出、遅刻・早退時間に端数が発生した場合の処理方法を設定します。
- [その他]タブ
外出時間の処理方法、時間給者の昼休み、遅刻・早退に昼休みが含まれた場合の処理方法を設定します。
- [締切日と時間帯]タブ
- 設定が終わったら[OK]をクリックします。
[締切日と時間帯]タブ
[締切日と時間帯]タブでは、タイムカードの締切日と、勤務日の労働時間や残業時間の時間帯を設定します。ここで設定した時間帯を基に、遅刻や残業時間が計算されます。
項目 説明 タイムカード
の締切日タイムカードの締切日を設定します。左の項目で[当月]または[前月]を選択し、右の項目で日を選択します。「当月」は、処理中の給与の月です。
タイムカードの締切日は複数設定することはできません。- 締切日が29、30、31日の場合:「末」を選択します。
- 一覧に目的の締切日がない場合:半角数字の1~28の範囲で直接入力します。
時間帯 給与カレンダーで日ごとに設定した[通常勤務日]、[勤務日1]、および[勤務日2]の労働時間帯を設定します。
所定労働日数や時間数の設定(給与カレンダー)
労働時間帯を設定する勤務日の[早出残業][午前労働][午後労働][普通残業][深夜残業]をクリックして「○」を表示し、開始時刻と終了時刻を60進法で入力します。例えば、9時30分の場合は、「9:30」と入力します。
給与カレンダーで[勤務日1]と[勤務日2]を設定していない場合でも、すべての勤務日の[午前労働]または[午後労働]の設定を行う必要があります。
ここで設定した労働時間帯は、すべての従業員に適用されます。従業員ごとに[通常勤務日]、[勤務日1]、および[勤務日2]の労働時間帯を設定することはできません。
また、弥生給与では、フレックスタイムなどの特殊な勤務形態には対応していません。昼休みの時間帯
[午前労働]と[午後労働]の間の時間は昼休み時間として扱われます。ただし、[法定休日]または[所定休日]に出勤した場合は、昼休み時間として扱われません。また、昼休み以外の休憩時間の設定は行えません。
[端数処理]タブ
[端数処理]タブでは、出勤時刻と退勤時刻、月間の実働・残業・休出、遅刻・早退時間に端数が発生した場合の処理方法を設定します。
項目 説明 出勤時刻
退勤時刻出勤時刻、退勤時刻に端数が発生した場合の端数の処理方法を設定します。
「繰り上げ」または「繰り下げ」を選択した場合は、繰り上げ(繰り下げ)を行う時間単位を「15分」「30分」「60分」から選択します。
例えば、17時23分に退勤した場合は、[退勤時刻]の設定から次のように端数処理されます。- [退勤時刻]を「繰り上げ」と「15分」に設定した場合
17時15分になります。 - [退勤時刻]を「繰り下げ」と「15分」に設定した場合
17時30分になります。
遅刻早退時の
端数処理[出勤時刻][退勤時刻]で設定した端数処理を、遅刻・早退時にも適用するかを設定します。 月集計値 月間の実働・残業・休日出勤の集計時間、遅刻・早退の集計時間に端数が発生した場合の処理方法を設定します。
「切り上げ」または「切り捨て」を選択した場合は、切り上げ(切り捨て)の時間単位を「15分」「30分」「60分」から選択します。[その他]タブ
[その他]タブでは、外出時間の処理方法、時間給者の昼休み、遅刻・早退に昼休みが含まれた場合の処理方法を設定します。
項目 説明 勤務時間内に
外出した場合[締切日と時間帯]タブで設定した[午前労働]と[午後労働]の時間内に外出した時間、つまり[タイムカード入力]画面の[普外]に入力した時間の扱いを設定します。 勤務時間外に
外出した場合[締切日と時間帯]タブで設定した[午前労働]と[午後労働]の時間外に外出した時間、つまり[タイムカード入力]画面の[残外]に入力した時間の扱いを設定します。 時間給者の
昼休みの集計時間給者の昼休み([締切日と時間帯]タブで設定した[午前労働]と[午後労働]の間の時間)を実働時間に加算するか、しないかを選択します。 「集計しない」を選択した場合に、労働時間から減算される昼休み時間は、勤務日または休日のどちらに出勤したかによって異なります。
- 給与カレンダーで勤務日に設定されている日
出勤した日に設定されている[通常勤務日]、[勤務日1]、または[勤務日2]の[午前労働]と[午後労働]の間の時間を昼休み時間として扱います。 - 給与カレンダーで休日に設定されている日
[通常勤務日]の[午前労働]と[午後労働]の間の時間を昼休み時間として扱います。
遅刻・早退に
昼休みが含まれた場合遅刻または早退に昼休みが含まれた場合は、遅刻や早退時間に昼休みを加算するか、しないかを選択します。