商品リストの概要 弥生販売 サポート情報

ID:ida22571

商品リストでは、登録された商品を一覧表示します。登録済みの商品の修正と削除ができますが、商品の新規登録はできません。
[商品リスト]画面を表示するには、[台帳]メニューの[商品リスト]をクリックします。

画面構成

商品リストのツールバー

商品リストのツールバーは以下のとおりです。

[F9]

カーソルがある行の商品を削除します。

商品の修正と削除
[F8]
[スペース]
商品や担当者、締グループなど、カーソルがある項目に対応した参照画面が表示されます。表示された一覧から選択して表示、入力することができます。

カーソルがある行の商品を[商品台帳]画面で表示します。

商品台帳の概要

商品リストの内容をExcelに書き出します。

Excelへの書き出し

[項目設定]画面が表示します。画面に表示される項目の表示/非表示や入力を必要に応じて変更して、入力を効率化することができます。

伝票や台帳の項目設定

表示する商品の絞り込みを行うことができます。表示された絞り込みの結果は、印刷する際の出力条件として使用したり、Excelへの書き出し条件として使用したりできます。

商品リスト条件設定

絞り込みの設定を解除します。

商品リスト条件設定
表示されている商品をすべて選択します。選択した商品は、印刷する際の出力条件として使用したり、Excelへの書き出し条件として使用したりできます。
[F5]

商品リストを印刷します。また、[台帳印刷]画面から、商品リストをテキストファイルに書き出す(エクスポートする)ことができます。

台帳の印刷 台帳データのエクスポート
[商品リスト]画面を閉じます。

基本情報

項目 説明
コード 商品台帳で登録した商品のコードが表示されます。

コードの変更

コードの変更を行う場合は、[商品台帳コード変更]画面で行います。

台帳コードの変更
名称 商品の名称を全角40文字(半角80文字)以内で入力します。
フリガナ 商品の名称を入力すると自動的に表示されます。修正する場合は、半角40文字以内で入力します。

商品情報

項目 説明
単位

商品の単位を全角2文字(半角4文字)以内で入力します。入力した単位は、伝票明細に自動表示されます。
[▼]をクリックして、登録済みの単位から選択することもできます。

単位設定
入数 商品がケースで扱われる場合の1ケースあたりの入数を整数4桁以内で入力します。伝票入力時にケース数を入力すると、[入数]×[ケース]で数量が自動計算されます。
規格・型番 商品の規格や型番を、全角10文字(半角20文字)以内で入力します。規格や型番が必要でない場合はメモとして使用できます。入力した規格・型番は、統一伝票の印刷に使用されます。
商品の色を、全角3文字(半角7文字)以内で入力します。入力した色は、統一伝票の印刷に使用されます。
サイズ 商品のサイズを、全角2文字(半角5文字)以内で入力します。入力したサイズは、統一伝票の印刷に使用されます。
数量小数桁 商品の数量について小数点以下何桁まで扱うかを入力します。小数点以下の桁数を0~4で入力することができます。入力した桁数で画面表示や印刷が行われます。
単価小数桁 商品の単価について小数点以下何桁まで扱うかを入力します。小数点以下の桁数を0~4で入力することができます。入力した桁数で画面表示や印刷が行われます。
課税区分

課税区分を選択します。選択した区分は、伝票の明細で自動表示されます。

  • 課税
    課税対象商品(課税(軽)、課税(自)に該当するものを除く)
  • 課税(軽)
    軽減税率対象商品
  • 非課税
    非課税にあたる商品
  • 対象外
    課税対象外にあたる商品
  • 課税(自)
    自動車の譲渡のうち一定のもの(平成6年3月までの譲渡)
在庫管理※

在庫管理資料の集計対象にするかどうかを選択します。

  • 在庫管理を行う
    在庫管理の対象となり、在庫管理資料に集計されます。
  • 在庫管理を行わない
    在庫管理の対象とならず、在庫管理資料に集計されません。
発注ロット※ 商品を発注する場合の標準的な数量を入力します。発注伝票や仕入伝票の明細には、発注ロットにかかわらず数量を入力することができます。
リードタイム※ 商品を発注してから入荷するまでの日数を入力します。最大で365日まで入力できます。
在庫適正数※ 商品の適正な在庫数量を入力します。登録した適正数は、在庫管理資料の[過不足数]の基準になります。
在庫評価方法※

在庫金額を計算する場合の評価方法を選択します。

  • 標準原価法
    商品台帳の単価情報に登録されている[標準原価]から在庫金額を求めます。
    在庫金額の仕入税額控除には対応しません。
  • 最終仕入原価法
    指定月の最終仕入単価(通常仕入の中で指定月の最終伝票日付の仕入単価)から在庫金額を求めます。
    集計時に在庫金額の仕入税額控除に対応します。
  • 月別総平均法
    前月の在庫単価を基に当月の在庫単価を計算して在庫金額を求めます。
    伝票登録時に在庫金額の仕入税額控除に対応します(導入時在庫入力で仕入税額控除に対応した在庫単価の設定が必要です)。
在庫評価方法の計算式

「月別総平均法」を使用する商品の在庫単価

在庫評価方法で「月別総平均法」を使用する商品は、在庫単価を計算するために、[導入時在庫入力]で[在庫単価]を登録しておく必要があります。
[前月末在庫数量]または[当月の仕入数量]が0の場合には、前月以前の平均単価が在庫単価になります。
在庫単価の計算結果が0の場合には、商品台帳で設定している[標準原価]が在庫単価になります。

導入時在庫の入力の概要
主たる仕入先※

商品の主な仕入先を選択します。在庫レポートの集計条件として使用することができます。仕入先は、あらかじめ仕入先台帳に登録しておく必要があります。

台帳に登録したデータ(得意先や商品など)の参照 仕入先台帳の概要
主たる倉庫※

商品の主な入出庫先の倉庫を選択します。登録した倉庫は、伝票作成時に自動表示されます。倉庫は、あらかじめ倉庫台帳に登録しておく必要があります。

台帳に登録したデータ(得意先や商品など)の参照 倉庫台帳の概要
発注連動※

受注明細を基に発注伝票を一括作成する際の対象にするかどうかを選択します。選択した内容は、受注伝票の明細に表示され、受注伝票で変更することもできます。

  • 非対象
    受注明細を基に発注伝票を一括作成する際の対象になりません。
  • 対象
    受注明細を基に発注伝票を一括作成する際の対象です。
※の項目はスタンダードにはありません。

単価情報

単価情報の項目は、[税抜]と[税込]のどちらか片方を入力すれば、伝票の金額計算時に自動計算されます。
ただし、自動計算の際に端数処理が行われるため、両方の単価を登録することをお勧めします。

項目 説明
上代 商品の標準小売価格を入力します。
売上単価1
売上単価2
売上単価3
売上単価4
商品1個あたりの売上単価を入力します。売価単価1~4まで入力できますが、すべて入力する必要はありません。
売上原価 商品の原単価を入力します。入力した原価は、伝票やレポートでの粗利率の計算に使用します。
仕入単価※ 商品の標準的な仕入単価を入力します。
標準原価※ [在庫評価方法]で「標準原価法」を選択した場合に、入力した標準原価を在庫単価として使用します。

その他

項目 説明
分類

商品をグループ分けする場合の分類を選択します。商品分類は、あらかじめ分類台帳に登録しておく必要があります。

台帳に登録したデータ(得意先や商品など)の参照 分類台帳の概要
メモ欄 商品に関するメモを全角46文字(半角92文字)以内で入力します。入力したメモは、伝票作成時のメモ欄(ステータスバー)に表示されます。

メモ欄は印刷されません

メモ欄に入力した内容は、商品台帳や伝票を印刷しても印字されません。

参照表示

商品参照画面で、表示するかどうかを選択します。使用していない商品に[表示しない]を設定することで、現在使用している商品のみを表示することができます。

  • 表示する
    表示の対象となり、商品参照画面で一覧に表示されます。
  • 表示しない
    表示の対象とならず、商品参照画面で一覧に表示されません。
更新日 商品の情報を登録または修正した日付が表示されます。この欄への入力、修正はできません。

※の項目はスタンダードにはありません。

単価の計算方法と商品価格表

単価情報で設定した商品単価は、単価の計算に以下のように利用されます。

売上

単価=得意先に設定された[単価種類]×[掛率][単価種類]は、商品の単価情報のうち、以下の項目から選択します。

  • 上代
  • 売上単価1~4
  • 売上原価
得意先台帳の概要
仕入※

単価=仕入先に設定された[単価種類]×[掛率][単価種類]は、商品の単価情報のうち、以下の項目から選択します。

  • 上代
  • 仕入単価
  • 標準原価
仕入先台帳の概要
※の項目はスタンダードにはありません。

なお、商品価格表に商品ごとの単価が設定されている場合は、得意先台帳や仕入先台帳の設定よりも商品価格表の設定が優先されます。

商品価格表の登録


◆ 本文中の一部の機能は、スタンダードにはありません。詳細の確認はこちら

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