過去年度のデータを変更した場合は、次年度更新を行って、変更を次年度のデータに反映します。次の場合、次年度更新はできません。
「複合」科目の残高が0でない | 「複合」科目の残高が0になるように仕訳の修正、追加を行ってください。科目の残高は残高試算表などで確認できます。 |
「未確定勘定」科目を使用した仕訳がある | 仕訳日記帳などで「未確定勘定」科目を使用した仕訳を検索し、適切な科目に変更します。 科目が未確定の仕訳の入力 |
貸借バランスが一致していない | [科目残高入力]で「貸借バランス」が0でない可能性があります。[科目残高入力]で[貸借調整]をクリックして0にしてください。 前期繰越残高(開始残高)の入力 |
「取引確認用の付箋」が付いた仕訳がある | 仕訳日記帳などで「取引確認用の付箋」が付いた仕訳を検索し、仕訳を確認、付箋を外します。 スマート取引取込の仕訳の付箋 |
次年度更新をする場合の科目設定の注意
次年度更新をすると、前年度にあって本年度にない科目は自動的に追加作成されます。例えば、本年度で「小口現金」科目を削除しても前年度に「小口現金」科目があれば、次年度更新の実行時に、本年度に「小口現金」科目が追加作成されます。このため、本年度での不要な科目の削除は、すべての決算処理などが完了し、次年度更新を実行する必要がなくなった時点で行うことをお勧めします。
- [ファイル]メニューの[次年度更新]をクリック、またはクイックナビゲータの[事業所データ]カテゴリの[次年度更新]をクリックします。[次年度への残高更新]画面が表示されます。
◆[部門残高の繰越方法の設定]は、スタンダード、やよいの青色申告にはありません。 - 反映する次年度を確認します。
- <部門を登録している場合のみ>
部門残高の繰越方法を選択します。- 各部門の残高をそのまま各部門に反映する
各部門の貸借対照表科目の残高を、そのまま各部門の期首残高に繰り越します。 - 各部門の残高を事業所残高に反映する
各部門の貸借対照表科目の残高の合計を、「事業所(全社)」の期首残高に繰り越します。各部門の期首残高は0です。
- 各部門の残高をそのまま各部門に反映する
- [更新]をクリックします。 処理中の年度の変更が次年度のデータに反映され、次年度へ切り替わります。
2期前に切り替えてデータを変更した場合の更新
更新は次年度へのみ行われます。2期前に切り替えてデータを変更した場合は、最新の年度へ更新するためには2回続けて更新する必要があります。
◆ 弥生会計はグレードにより機能が異なります。本文中の一部の機能は、グレードによっては搭載されていないことがあります。
詳細の確認は弥生会計はこちら、やよいの青色申告はこちら