CSV形式またはテキスト形式の仕訳データを、弥生会計 Nextにインポートできます。これにより、他社の会計ソフトからデータを移行したり、Excelなどで作成したデータを取り込むことができます。
インポート前の確認
- インポートデータが弥生インポート形式で記載されていることを確認する
インポートファイルには、決まった項目が決まった順序で記述されている必要があります。
インポートデータの記述形式
弥生会計(デスクトップソフト)や弥生会計 オンラインからエクスポートしたデータは、記述形式を編集することなくインポートできます。
弥生会計(デスクトップソフト)や弥生会計 オンラインからデータを移行したい
freee会計、マネーフォワード クラウド会計からデータを移行する場合、仕訳を弥生会計の形式でエクスポートすると、記述形式を編集することなくインポートできます。 - インポートデータの取引日付が弥生会計 Nextの処理中の会計期間内であることを確認する
処理中の会計期間外の取引日付のデータは取り込むことができません。
例:- 会計Nextの会計期間:2025年4月1日~2026年3月31日
- インポートデータの取引日付:2025年3月1日~2026年4月30日
取引日付が以下の期間に含まれるデータは取り込まれません。
2025年3月1日~2025年3月30日、2026年4月1日~2026年4月30日
仕訳データのインポート
- メニューの[設定]から[インポート・エクスポート]をクリックします。
- [インポート]をクリックします。
- インポートするファイルを以下のいずれかの方法で指定します。
- 枠内にファイルをドラッグ&ドロップします。
- [ファイルを選択]をクリックして表示される画面でファイルを指定します。
インポートファイルの記述形式に問題がない場合は、指定したファイルが画面右に表示されチェックマークが付きます。
<エラーが表示された場合>
インポートファイルの記述が弥生インポート形式のルールに合っていない場合はインポートできません。
エラー対象の行とエラー内容を確認してインポートファイルのデータを修正してから、再度インポートファイルを指定してください。
※画面にはエラーが10件まで表示されます。10件以上を確認することはできません。
再度ファイルを指定した際にエラーが表示された場合は、それらも修正します。
- [アップロード]をクリックします。
インポートデータの内容がチェックされます。
<インポートデータの内容に問題がある場合>
弥生会計 Nextにインポートできないデータがあると、エラー対象の行とエラー内容が表示されます。
エラーを修正してからインポートするか、インポートを続行するかを選択します。
インポートのエラー一覧- エラーを修正してからインポートする場合
エラー内容を確認して、インポートファイルを修正します。修正が終わったら[再アップロード]をクリックします。 - インポートを続行する場合
[インポートを続行]をクリックします。エラーのある行を除いてインポートされます。
インポートされないデータは、必要に応じて仕訳帳で直接入力します。
<未登録の項目が表示された場合>
弥生会計 Nextの勘定科目と一致しない名称が含まれていた場合、未登録の項目の画面が表示されます。一致しない名称を新しい勘定科目として追加するか、既存の勘定科目に置換するかを選択できます。
なお、インポートファイルのデータを修正して、再度アップロードすることもできます。
- 新しい勘定科目として追加する場合
[登録方法]で[追加]を選択し、[登録内容]でどのカテゴリに追加するかを選択します。 - 既存の勘定科目に置換する場合
[登録方法]で[置換]を選択し、[登録内容]でどの勘定科目に置換するかを選択します。
「未確定勘定」について
初期値で選択されている「未確定勘定」は、仕訳の勘定科目がわからないなどの場合に一時的に使用する科目のため、適切な科目に修正する必要があります。
- エラーを修正してからインポートする場合
- インポートの確認メッセージが表示されたら[インポート]をクリックします。
データのインポート(読み込み)には時間がかかることがあります。
- インポートが完了すると仕訳帳が表示され、インポートされた仕訳を確認できます。
仕訳帳の表示期間は今月度になっています。必要に応じて期間を変更してください。