
インポート時のエラーと対処方法について説明します。
インポートファイルのエラー一覧
インポートファイルのデータが、決められた記述形式で記載されていない場合に表示されます。
エラーメッセージ | 対処方法 |
明細がありません。1行以上の明細が必要です。 | インポートファイルが空のため、1行以上明細を入力しします。 |
文字コードが正しくありません。Shift-JISかUTF-8で保存してください。 | インポートファイルを保存し直す際、Shift-JISかUTF-8を選択します。 |
明細数が上限を超えています。明細数は1,000行以内にしてください。 | インポートファイルの明細が1000行以内に収まるよう、複数のファイルに分割します。 |
項目数がXX個です。取り込めるCSV形式は弥生形式の25項目(取引先なし)、もしくは、27項目(取引先あり)です。 | 以下を参照して、指定された項目が正しい形式で記載されていることを確認してください。 インポートデータの記述形式 項目が空欄の場合でも、項目区切りの「,」(カンマ)は必要です。 |
XXXXは必須項目です。値を入力してください。 | 以下を参照して、値を設定します。 インポートデータの記述形式 |
XXXXの形式が正しくありません。 | 以下を参照して、正しい形式に変更します。 インポートデータの記述形式 |
識別フラグが正しくありません。 | 以下を参照して、正しい値に変更します。 インポートデータの記述形式 |
XXXXに小数点以下の金額が含まれています。 | 小数点以下を含まない金額に変更します。 |
インポートエラー一覧
インポートできない仕訳がある場合に表示されます。
エラーメッセージ | 対処方法 |
会計期間外の日付が設定されています。 | 処理中の会計期間内の日付の仕訳のみインポートできます。仕訳の日付が間違っている場合は、正しい日付に変更します。 <日付が正しい場合>会計期間を変更してインポートします。 |
年度締めされている会計期間の日付が設定されています。 | 年度締めを行った年度は仕訳の追加、変更はできません。インポートするには年度締めを解除する必要があります。 決算が終わった年度を締める/年度締めを解除する |
決算整理仕訳に、期末日以外の日付が設定されています。 | インポート項目「決算」に「本決」が設定された仕訳に期末日以外の日付が設定されています。日付を期末日に変更するか、「決算」項目の「本決」を削除します。 インポートデータの記述形式 |
明細の行数が上限を超えています。1件の仕訳につき、明細は最大20行までとなります。 | 複合仕訳の明細行が20行を超えています。インポート項目「識別フラグ」に、「2100」(間行)が入力されている行を、18行以下に変更します。 |
XXXXがシステムで対応可能な桁数を超えています。±12桁までとなります。 | 該当項目の金額を12桁以内に変更します。 |
貸借の合計金額が一致していません。 | 貸借の合計金額が一致するよう変更します。 |
使用できない税率が設定されています。 | 以下の記述形式を参照して、税区分の値を変更します。 インポートデータの記述形式(税区分) |
税区分が「XXXX」の場合、税率は必須項目です。 | |
税区分が「XXXX」の場合、税率は設定できません。 | |
税率「3%」および「5%」は設定できません。 | 弥生会計 Nextでは税率3%、5%は設定できません。 以下の記述形式を参照して、税率の値を変更します。 インポートデータの記述形式(税区分) |
使用できない税区分が設定されています。 | 以下の記述形式を参照して、税区分の値を変更します。 インポートデータの記述形式(税区分) |
税区分が「XXXX」の場合、消費税額は設定できません。 | 消費税額は以下の税区分のみ設定できます。税区分を変更するか、消費税額を削除します。 「課税売上」「課税売返」「課税売倒」「課税売回」「課対仕入」「課対仕返」「非対仕入」「非対仕返」「共対仕入」「共対仕返」「課対輸本」「非対輸本」「共対輸本」「課対輸税」「非対輸税」「共対輸税」「地貨消割」 |
勘定科目が「仮受消費税等」「仮払消費税等」の場合、税入力区分は「別記」もしくは「対象外」です。 | 以下の記述形式を参照して、税区分の値を変更します。 インポートデータの記述形式(税区分) |
税区分が「XXXX」の場合、請求書区分は必須項目です。 | 以下の記述形式を参照して、請求書区分を付加した税区分に値を変更します。 インポートデータの記述形式(税区分) |
税区分が「XXXX」の場合、税入力区分は設定できません。 | 税入力区分は内税、外税、別記、対象外のことです。 以下を参照して、税入力区分の値を変更します。 インポートデータの記述形式(税区分) |
税区分が「XXXX」の場合、税入力区分は必須項目です。 | |
税区分が「XXXX」の場合、税入力区分は「別記」です。 | |
税区分が「XXXX」の場合、簡易課税事業区分は設定できません。 | 以下の記述形式を参照して、税区分の値を変更します。 インポートデータの記述形式(税区分) |
税区分「XXXX」は、一般課税(個別対応)の事業者のみ設定できます。 | |
消費税額が金額を上回っています。 | 借方(貸方)消費税額に借方(貸方)金額より大きい値が設定されています。借方(貸方)金額、借方(貸方)消費税額を確認して正しい金額に変更します。 |
税入力区分が「別記」の場合、消費税額は設定できません。 | 税区分の値を変更するか、消費税額の値を削除します。 |
勘定科目「XXXX」は取り込めません。 | 弥生会計 Nextに登録されていない勘定科目が設定されています。 弥生会計 Nextに勘定科目を追加するか、他の勘定科目に変更します。 科目を追加、削除する |
勘定科目が「XXXX」の場合、補助科目は必須項目です。 | 補助科目の設定が必須の勘定科目のため、補助科目を設定します。 |
補助科目を追加できない勘定科目です。 | 補助科目を追加できない勘定科目が設定されているため、補助科目を削除します。 |
勘定科目がXXXXの場合、消費税額は設定できません。 | 消費税額を削除するか、勘定科目を変更します。 |
税区分が(XXXX)の場合、請求書区分は設定できません。 | 以下の税区分のみ請求書区分を設定できます。正しい税区分に変更するか、税区分の記述から請求書区分を削除します。 「課対仕入」「課対仕返」「非対仕入」「非対仕返」「共対仕入」「共対仕返」インポートデータの記述形式(税区分) |
請求書区分、および仕入税額控除割合は、2023/10/01より前の仕訳に設定できません。 | 2023/09/30以前の仕訳は、請求書区分、仕入税額控除を設定できません。税区分の記述から請求書区分、仕入税額控除を削除します。 インポートデータの記述形式(税区分) |
仕入税額控除割合(XXXX)は、設定できません。 | 以下の記述形式を参照して、税区分の値を変更します。 インポートデータの記述形式(税区分) |
貸借の請求書区分、仕入税額控除割合が一致していません。 | 貸借の請求書区分、仕入税額控除割合が一致するよう変更します。 |
取引先を補助科目とする勘定科目で、補助科目に設定されている取引先が正しくありません。 | 借方補助科目と借方取引先名、または貸方補助科目と貸方取引先名が一致するように変更します。 取引先を補助科目とする勘定科目の一覧「売掛金」「買掛金」「受取手形」「支払手形」「未収入金」「未払金」「未払費用」「短期借入金」「長期借入金」 |
貸借の取引先が一致していません。 | 貸借で取引先名が一致するよう変更します。 |
同じ名前の部門が複数登録されているため、この行は取り込めません。 | 弥生会計 Nextで複数登録されている部門名が設定された仕訳はインポートできません。 インポートファイルの部門名を削除して、インポート後、必要に応じて仕訳帳で部門を設定してください。 |