給与データを誤って消した、お使いのコンピューターが故障した、などの理由でデータが失われた場合でも、バックアップファイルがあればバックアップファイルを保存した時点までの給与データを復元することができます。
給与データのバックアップの概要
バックアップは給与データごとに行います。複数の給与データがある場合は、バックアップする給与データに切り替えて、それぞれ行う必要があります。
バックアップファイルを作成する際の注意
バックアップファイルを作成する際には、開いているすべての画面が自動的に閉じられます。入力途中のデータがある場合は、作業が終わってからバックアップを行ってください。
- クイックナビゲータの[データ管理]カテゴリから[バックアップ]をクリックします。 [バックアップ]画面が表示されます。
- 必要に応じてバックアップファイルの保存場所と名称を変更します。
現在開いているデータのファイル名が初期値として[名称]に表示されます。
必要に応じて変更します。処理月日がわかるファイル名を付けておくと、バックアップファイルの管理がしやすくなります。
保存場所を変更する場合は[参照]をクリックします。
USBメモリなどのメモリカードにバックアップを行う場合は、ドライブに挿入してから[参照]をクリックします。[弥生ドライブ(データバックアップサービス)を使用する]にチェックを付けると、バックアップファイルを弥生ドライブ(データバックアップサービス)に保存することができます。
データバックアップサービスを利用するには、あんしん保守サポートの加入が必要です。[参照]をクリックすると警告メッセージが表示される場合
[場所]に、作成後削除したフォルダーなどを指定して[OK]をクリックすると、無効なフォルダー名であることを警告するメッセージが表示されます。この場合は、警告メッセージの[OK]をクリックして、正しい場所を設定し直してください。
リストから保存場所を選択して、[保存]をクリックします。 - [バックアップ]画面で[OK]をクリックします。
バックアップが実行されます。
既存のファイルと同じファイル名を指定した場合
指定した保存場所に同じファイル名のデータがある場合は、上図のメッセージが表示されます。[はい]をクリックすると、既存データが新しく保存するデータに置き換えられます。上書きしない場合は[いいえ]をクリックして、作成するバックアップファイルのファイル名を変更します。
- バックアップファイルの作成が終了すると、確認メッセージが表示されるので、[OK]をクリックします。
弥生給与の終了時に、バックアップファイルを自動的に作成する
弥生給与を終了する際に、お使いのコンピューターのハードディスクにバックアップファイルを自動的に作成することができます。
ただし、自動的に作成されるバックアップファイルの保存場所と名称は変更できません。コンピューターの故障などに備えて、USBメモリなどにバックアップファイルを定期的に保存することをお勧めします。
詳細は、 弥生給与の環境設定 の「環境設定の内容」を参照してください。[弥生ドライブ(データバックアップサービス)を使用する]について
[弥生ドライブ(データバックアップサービス)を使用する]にチェックを付けると、バックアップの完了時に、バックアップファイルを弥生ドライブ(データバックアップサービス)に送信することができます。
なお、データバックアップサービスを使用した場合のバックアップファイルは、以下の場所に保存後、弥生ドライブ(データバックアップサービス)に送信されます。
ドキュメント(Documents)¥Yayoi¥弥生給与**データフォルダ¥Datarelation¥
データバックアップサービスを使用するには、弥生ドライブの設定が必要です。弥生ドライブが設定されていない状態で[弥生ドライブ(データバックアップサービス)を使用する]にチェックを付けた場合は、メッセージに従い、弥生ドライブの設定を行うか、チェックを外してください。
CD-R/RWへのバックアップは、ライティングソフト(データを書き込むためのソフト)に依存します。データバックアップにCD-R/RWを直接用いることは動作対象外です。
CD-R/RWにデータを保存したい場合は、ハードディスクなどに一時的に保存して、CD-R/RWにコピーしてください。なお、CD-R/RWのデータの書き込み方法はライティングソフトの取扱説明書を参照してください。