[給与規定]ウィンドウの[労働保険]タブでは、雇用保険と労災保険の加入状況や保険料負担率などを設定します。ここで設定した保険料率は、給与・賞与計算時の雇用保険料の計算と労働保険料の計算に使用されます。
給与規定の設定保険料率は、都道府県労働局などにお問い合わせください。
雇用保険 | 雇用保険に加入している場合は「雇用保険加入」にチェックを付け、[雇用保険事業所番号]を半角13文字以内で入力します。[一般事業所][農林水産業・清酒製造業][建設業]から該当する業種にチェックを付けます。『やよいの給与計算』では選択できる業種は1つだけです。 |
労災保険 | 労災保険に加入している場合は「労災保険加入」にチェックを付けます。 労災保険料の事業主負担率を複数設定することはできません。 |
現在の保険料負担率 | 該当業種の保険料負担率を設定します。保険料が変わる場合、直接変更できます。 |
率による計算の端数処理 | 従業員の雇用保険料に1円未満の端数が発生した場合の処理方法を選択します。「法令に従う」を選択している場合は、50銭以下は切り捨て、51銭以上は切り上げで端数処理されます。 |
前年度の負担率へ転記 | 保険料が変更になる場合、「現在の保険料負担率」を変更する前に、このボタンを押すと、「現在の保険料負担率」を「前年度以前の保険料負担率」に転記します。 |
前年度以前の保険料負担率 | 前年度以前の保険料負担率を設定します。この料率は労働保険料集計表(『弥生給与』のみ)の確定保険料の集計に使用します。 |
労働保険料集計資料の集計期間の変更
弥生給与の初期設定では、労働保険料集計資料の集計期間は「前年4月度~本年3月度」となっています。ただし、翌月支払で給与を支給している場合は、集計期間を1か月遅らせる(「前年5月度~本年4月度」)ことができます。集計期間を変更するには、[労働保険の集計期間]の[変更]ボタンをクリックして[集計期間の変更]ダイアログを表示します。