[給与支払報告書(総括表)]の詳細を説明します。
操作の前に、年末調整ナビの対応年度を確認してください。
令和6年分の年末調整に対応しているか確認したい
<A>集計
クリックすると、提出先市区町村、給与の支払期間、報告人員、内訳が集計されます。
[該当するデータはありません。]と表示された場合
各従業員の給与支払報告書提出先(市区町村)が設定されていません。
[従業員<個人別>]画面の[住所]タブで[給与支払報告書提出先]を設定してください。
手順の詳細は
[給与支払報告書(総括表)]で特定の[提出先市区町村]が表示されない
を参照してください。
<B>事業所設定
クリックすると[事業所情報入力]画面が表示されます。事業種目や所轄税務署名などを設定します。
[事業所情報入力]画面
<C>給与総支給額が30万円以下の退職者を含めて表示
チェックを付けると、給与を支払ったすべての従業員が表示されます。
給与の支払額が30万円以下の退職者を表示しない場合はチェックを外します。
<D>提出先市区町村
[従業員<個人別>]画面の[住所]タブにある[給与支払報告書提出先]で選択されている市区町村ごとに[報告人員(人)]が集計されます。
[給与支払報告書提出先]が「未設定」の従業員は集計されません。
詳細は、
[給与支払報告書(総括表)]で特定の[提出先市区町村]が表示されない
を
参照してください。
<E>給与の支払期間
給与の支払いがあった期間が表示されます。必要に応じて修正することができます。
<F>報告人員(人)
弥生給与(やよいの給与計算)には特別徴収・普通徴収の情報がないため、すべて[特別徴収]に集計されます。
普通徴収の従業員がいる場合は、[普通徴収 退職者(退職者除く)]に人数を手入力します。
特別徴収 | 次の人数が表示されます。 [在職者]+[退職者]+[その他]-[普通徴収 退職者]-[普通徴収 退職者除く] |
普通徴収 退職者 | 普通徴収に該当する退職者の人数を入力します。 |
普通徴収 退職者除く | 普通徴収に該当する退職者以外の人数を入力します。 |
合計 | [内訳(人)]の合計数が表示されます。 |
[報告人員(人)]の設定について
[報告人員(人)]に手入力した内容は、画面を閉じると破棄されます。
- 必要に応じて、控えを印刷してください。
- 給与支払報告書(総括表)を再度印刷する場合は、再度[報告人員(人)]を入力してください。
年末調整年度に支給のない従業員
年末調整年度に入社・退職した従業員でも、年度中に支払いのない従業員は、[報告人員(人)]には集計されません。例:締切日が20日、支給日が25日の場合
入社年月日が12月20日の従業員は[報告人員(人)]に集計されます。
入社年月日が12月21日の従業員は[報告人員(人)]に集計されません。
<G>内訳(人)
[従業員<個人別>]画面の[一般]タブにある、[税額表]と[就業状況]で選択した項目の組み合わせにより、[在職者][退職者][その他]のいずれかに集計されます。
在職者 | [税額表]が「甲欄」かつ[就業状況]が「退職」以外の従業員と、[税額表]が「甲欄」かつ[就業状況]が「退職」で、[退職年月日]に年末調整年度翌年の1/1以降の日付が入っている従業員の数 |
退職者 | [就業状況]が「退職(普通)」「退職(死亡)」かつ[退職年月日]に年末調整の年度の期間である日付が登録されている従業員数 |
その他 | [税額表]が「乙欄」かつ[就業状況]が「退職」以外の従業員と、 [税額表]が「乙欄」かつ[就業状況]で「退職」が選択されており、 [退職年月日]に年末調整年度翌年の1/1以降の日付が入っている従業員の数 |