新年度への更新前の確認事項
新年度へ更新して年末調整処理を終了すると、前年度の年末調整明細の入力や修正、源泉徴収票や源泉徴収簿などの資料の作成はできません。新年度へ更新する前に、次の作業が終了していることを確認します。
- 年末調整明細の入力、修正、および過不足年税額の精算が全従業員について終了している
- 過不足税額一覧表や源泉徴収票、源泉徴収簿などの印刷がすべて終了している
- 支給額が確定している処理中の給与(賞与)をロック、または給与の更新(賞与の終了)をしている
支給額が確定している処理中の給与(賞与)は、必ずロック、または給与の更新(賞与の終了)をしてください。
給与(賞与)明細書のロックとロック解除方法 給与処理を次の月へ更新 賞与計算の終了※支給額が確定していない給与(賞与)は、そのままで問題ありません。
新年度へ更新する
- クイックナビゲータの[年末調整]カテゴリから[終了して新年度へ]をクリックします。
または、[年末調整]画面で、年末調整ナビの[7.新年度へ更新しよう]から[終了して新年度へ]をクリックします。[新年度更新]画面が表示されます。
システムふせん(赤いふせん)が貼られている場合
「システムふせんが付いた従業員が存在するため、年度更新を実行できません。」とのメッセージが表示される場合があります。
これはシステムふせん(赤いふせん)が貼られているため、処理年度の更新を行うことができない状態です。システムふせん(赤いふせん)をはがしてから、処理年度の更新を行います。
システムふせん(赤いふせん)のはがし方警告のメッセージが表示された場合
令和5年(2023年)の給与(賞与)明細をロックしていない従業員が存在する場合に表示されます。
[いいえ]をクリックして、給与(賞与)明細書をロックしてから年度更新を行ってください。 - [新年度に更新]をクリックします。
[処理年度の確認]が表示されます。[処理を続ける]をクリックします。
- [バックアップ]画面が表示されます。バックアップファイルの保存場所を指定し、ファイル名を確認して、[OK]をクリックします。
ファイル名には、自動的に年末調整の年度が付加されます。
バックアップファイルの名称について
年度更新時のバックアップファイルの名称は、以下のように初期設定されています。
「(株式会社○○などの)データ名称_○○年度年調更新_給与XX」
年末調整年度がわかる名称のまま変更せずに保存し、通常時のバックアップファイルとは別に管理してください。年末調整の処理年度を新年度に更新後、前年度の源泉徴収票の印刷や、年末調整をやり直す場合
年末調整処理の終了後に、源泉徴収票の印刷や年末調整をやり直す場合は、年末調整処理の終了時に作成したバックアップファイルを復元します。
令和6年分に更新後、前年(令和5年分)の源泉徴収票およびその他資料を印刷したい前年の年末調整時点のバックアップファイルを別途保存している場合
年度更新はバックアップを実行せずに行うことができません。
前年の年末調整時点のバックアップファイルを別途保存している場合は、ここで保存したバックアップファイルは必要に応じて削除してください。 - クイックナビゲータの画面に戻ります。 ここまでの操作で年末調整処理年度の更新は完了です。
- ステータスバーから、年末調整の処理年度が更新されていることを確認してください。