個人の生活費は経費にはなりません。このような仕訳を入力して、事業用と個人用の支出を区分する必要があります。
事業用と個人用の両方に関連する経費は家事按分
電気代や家賃など事業用と個人用(家事)の両方に関する経費は、一定の割合や内容に応じて両者を区別し、事業用(経費)に相当する金額を算定する必要があります。これを家事按分といいます。
公共料金などの毎月引き落とされる経費の場合には、毎月全額を経費として仕訳を入力しておき、期末にまとめて家事按分すると簡単です。決算時に「事業主貸」勘定を使用して家事按分した仕訳を入力します。
家事按分の計算(個人事業者のみ)
弥生会計(やよいの青色申告)での仕訳入力
●仕訳例6月10日に事業用の現金から個人用の買い物10,000円を支払った。
借方 | 貸方 | 摘要 | ||
事業主貸 | 10,000 | 現金 | 10,000 | 個人の買い物のため支出 |
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<業務情報>
事業用資金をプライベートの生活資金としたときの仕訳は?