証憑データ化サービスでデータ化が完了した場合、または顧問先が銀行口座やクレジットカードなどのオンラインサービスと口座連携の設定が完了した場合、会計事務所の弥生会計の[スマート取引取込]で、顧問先の事業所データに取引データを取り込みます。
顧問先に口座連携の設定を依頼した場合は、設定が完了したことを知らせてもらう必要があります。
証憑データ化サービスでデータ化した取引データを取り込む
- 証憑データ化サービスのデータ化完了通知を受信します。
- 弥生会計を起動して、顧問先の事業所データを開きます。
- クイックナビゲータの[取引]カテゴリから[スマート取引取込]をクリックします。
- 仕訳を取り込む期間を指定して、[OK]をクリックします。
[取り込む期間を指定]は、仕訳ルールの設定や科目の学習履歴を反映するために一定期間だけ先に取り込みたい場合や、期間を区切って確認作業を行いたい場合などに利用します。
- 確認メッセージが表示されるので、[はい]をクリックします。
仕訳の取り込み状況が表示されます。
[会計へ]をクリックすると、仕訳取り込みは継続したまま、弥生会計に戻ることができます。
弥生会計からスマート取引取込に戻る場合は、再度、クイックナビゲータの[取引]カテゴリから[スマート取引取込]を選択します。期間外の仕訳があった場合
期間外の仕訳があった場合、以下のメッセージが表示されます。
チェックを外したまま[OK]をクリックすると、期間内の仕訳のみ取り込まれます。
会計期間が異なる場合は、いったん[OK]をクリックして進み、改めて弥生会計の「年度切り替え」で対象の会計期間へ変更してから取り込みを行ってください。 - バックアップの設定を確認して、[OK]をクリックします。
事業所データがバックアップされて、仕訳の取り込みが開始します。バックアップ処理や取込処理に失敗した場合に「仕訳の取り込みでエラーが発生しました。」のメッセージが表示されることがあります。
スマート取引取込で「仕訳の取り込みでエラーが発生しました。」が表示される - 完了のメッセージが表示されたら、[OK]をクリックします。
[スマート取引取込]が終了して、[仕訳日記帳]に取り込まれた仕訳が表示されます。
仕訳ルールや学習履歴の反映
仕訳ルールの設定や科目の学習履歴を反映するには、弥生会計を終了して再度起動する必要があります。
スマート取引取込の[取り込む期間を指定]で期間を指定した場合は、一度弥生会計を終了し、再度手順3から実施して残りの取引を取り込んでください。「勘定科目、補助科目、部門のいずれかが追加されました」と表示された場合
デスクトップに作成されたログファイル「スマート取引取込追加項目.txt」を開いて追加された項目を確認してください。 詳細は以下のページで確認してください。
デスクトップに「スマート取引取込追加項目.txt」が作成される取引追加ルール設定
あらかじめ取引追加ルールを設定しておくことで、取引を取り込む際に、自動で科目(取引)を追加することができます。詳細は以下のページで確認してください。
取引追加ルール設定