管理画面にログインしたけれど、たくさんの機能があってどこからスタートしたらいいかわからない…。
そんなお客様のために、まずは打刻を開始できるまでの最短設定として、5つのステップを解説します!
本システムでは、打刻データに基づいて勤怠時間を集計するため、まずは打刻を開始することをおすすめします。打刻データが入った状態で、集計値に関する設定を変更し、勤怠データ再計算をすれば設定変更後の集計結果を簡単に確認できます。
「勤怠データ再計算」の操作方法
目次
- STEP 1 「所属」を作る
- STEP 2 「雇用区分」を作る
- STEP 3 「従業員」を登録する
- STEP 4 弥生給与 Nextから従業員情報を連携する
- STEP 5 「タイムレコーダー」
- 運用開始です!
- さらに高度な設定をするには…
STEP 1 「所属」を作る
店舗や事業所など、タイムレコーダーの設置場所を登録します。申請承認フローが部署やチーム単位で分かれている場合は、その最小単位で登録します。
※弥生給与 Nextと連携するには、[所属コード]に弥生給与 Nextの[部門コード]と同一のコードを入力する必要があります。
- ホーム画面[設定]内の[組織]をクリックします。
- [所属設定]を開きます。
- [+新規登録]より所属を追加できます。[編集]から既存所属の設定を変更できます。
まずは用意されているサンプルデータ「本社」をご活用ください。編集画面を開いて「所属コード」「所属名」を任意の設定に変更し、上書き登録してみましょう。
所属の作成例です。
例1:
店舗ごとにタイムレコーダーを設置して打刻し、申請承認フローも店舗単位で設定する場合
・赤坂店 → 赤坂店店長に申請
・大分店 → 大分店店長に申請
→2つの所属「赤坂点」と「大分店」を作成しましょう。
例2:
同じ事業所にタイムレコーダーを設置して打刻するが、申請承認フローは分けたい場合
・営業部 → 営業部リーダーに申請
・管理部 → 管理部リーダーに申請
・開発部 → 開発部リーダーに申請
→3つの所属「営業部」「管理部」「開発部」を作成しましょう。
STEP 2 「雇用区分」を作る
正社員やアルバイトなど、雇用形態の分類を登録します。勤怠の集計ルールを設定する箇所のため、同じ「正社員」でも、締め日や集計ルールが異なる場合は雇用区分を複数に分けてご登録ください。
※弥生給与 Nextと連携するには、[雇用区分コード]に弥生給与 Nextの[従業員種別コード]と同一のコードを入力する必要があります。
- ホーム画面[設定]内の[従業員]をクリックします。
- [雇用区分設定]を開きます。
- [+新規登録]より雇用区分を追加できます。[編集]から既存雇用区分の設定を変更できます。
まずは用意されているサンプルデータ「正社員」「パート・アルバイト」をご活用ください(あらかじめ一般的な設定が入力されています)。編集画面を開いて「締め日」を貴社の設定に変更し、上書き登録してみましょう。
雇用区分を増やす場合は[別名で登録]が便利です。既存雇用区分の編集画面を開き、「雇用区分コード」と「雇用区分名」を変更し、[別名で登録]をクリックすることで、同じ設定内容を複製できます。雇用区分の作成例です。
例1:
雇用形態は同じアルバイトだが、10日締めと20日締めの従業員がいる場合
→「アルバイト(10日締め)」と「アルバイト(20日締め)」を作成しましょう。例2:
雇用形態は同じ正社員だが、日に8時間超過が残業となる従業員と、フレックス制の従業員がいる場合
→「正社員」と「正社員(フレックス)」を作成しましょう。
STEP 3 「従業員」を登録する
従業員の登録は、弥生給与 Nextで行います。
詳細は、以下の弥生給与 Nextの操作手順を確認してください。
従業員を登録する
STEP 4 弥生給与 Nextから従業員情報を連携する
弥生給与 Nextから従業員情報を連携するには、弥生給与 NextでAPI連携設定を行ってから従業員情報を送信する必要があります。
詳細は、以下の弥生給与 Nextの操作手順を確認してください。
弥生勤怠 NextとのAPI連携設定
弥生勤怠 Nextに従業員情報を連携する
STEP 5 「タイムレコーダー」
タイムレコーダーを選定し、セットアップします。
1. タイムレコーダーの選定
本システムにはさまざまな認証方法があります。「不正打刻を防ぎたい」「ICカードで管理したい」「とにかく手軽に打刻したい」「打刻場所を記録したい」など、お客様の職場に適した打刻方法をお選びください。タイムレコーダーの一覧は以下のリンクより確認できます。
タイムレコーダーの種類と特徴
タイムレコーダーの分類について
タイムレコーダーには「個人用」と「所属用」があります。
【個人用タイムレコーダー】個人のモバイルやPCで打刻します。
Myレコーダー、携帯ブラウザ打刻などが該当します。
【所属用タイムレコーダー】1つのタイムレコーダーを共用し、入り口などに設置して使用します。生体認証やICカード認証など、さまざまな打刻方法があります。
Windowsデスクトップ版タイムレコーダー、クラウドレコーダー、ピットタッチ・プロなどが該当します。
2. タイムレコーダーのセットアップ
タイムレコーダーをセットアップします。代表的なタイムレコーダーの初期設定方法は以下の通りです。
タイムレコーダー名 | 分類 | 初期設定方法 |
Myレコーダー / 携帯ブラウザ打刻 | 個人用 | 設定方法は 【Myレコーダー】【携帯ブラウザ打刻】利用開始方法 をご参照ください。 |
Windowsデスクトップ版タイムレコーダー(指静脈 / ICカード / パスワード) | 所属用 | 設定方法は 【デスクトップ版タイムレコーダー】新しいPCへのインストール方法 をご参照ください。 |
ピットタッチ・プロ(ICカード) | 所属用 | 設定方法は 【PDF】ピットタッチ・プロ マニュアル をご参照ください。 |
運用開始です!
タイムレコーダーを使って打刻を開始します。
打刻データは、よく使うメニュー内の[日別データ]で確認できます。
さらに高度な設定をするには…
本システムではさらに高度な集計管理が可能です。やりたいことに応じて設定を追加していきましょう。充実した機能によって就業規則に合わせたさまざまな集計を実現するだけでなく、勤怠管理業務の向上をお手伝いいたします。
マニュアル
マニュアルにて、詳しい使い方を解説しておりますので、ご一読くださいませ。
オンラインヘルプ
管理画面右上の[?]マークをクリックすると、よくある質問をまとめたFAQサイト(オンラインヘルプ)に移動します。