請求明細書(支払明細書)や合計請求書の消費税額が正しく計算されていない場合の対処方法を説明します。
以下は請求明細書(合計請求書)の消費税金額を例に説明します。支払明細書の消費税額を修正したい場合は、読み替えて操作を行ってください。
消費税額が0円になる
請求書の[内消費税額]欄が「0円」になる場合は、税転嫁に[外税/手入力]を選択している伝票が存在します。
[外税/手入力]の伝票を修正する方法は、以下を確認してください。
消費税額の端数(端数処理)がおかしい
請求書の消費税額が手計算した金額と比べて端数が一致していない場合は、得意先台帳の端数処理の設定を変更します。
端数処理の変更方法は、以下を確認してください。
上記以外で消費税額が正しくない
消費税額が想定している金額と異なる場合は、伝票の税転嫁や課税区分を正しく選択できているか確認します。
- 請求締切を行っている場合は、該当期間の請求締切の取消を行います。 請求締切(支払締切)後に伝票を追加・修正・削除する方法 ※「3.請求締切(支払締切)の取消を行う」までを行います。
- クイックナビゲータの[売上レポート]カテゴリから[売上明細表]をクリックします。
- [条件名]で「売上明細表」を選択して、期間を指定します。
ここでは末締めの場合を例として、10月1日~10月31日を指定します。
- [条件設定]をクリックします。
[絞込]タブを開き、[得意先]を選択して[OK]をクリックします。
- 手順3の条件で絞り込んだ売上明細表を確認できます。
- [税転嫁]や[課税区分]が正しく設定されていない場合は、売上伝票の修正が必要です。 手順5で確認した該当の伝票行を選択した状態で、[ズーム]をクリックします。
- 売上伝票を修正して登録します。
請求締切を行い、消費税が正しく計算されているか確認します。
請求締切の操作手順