普段使用している最新の事業所データファイルが見つからない場合は、以下の原因が考えられます。
<主な原因>
- 事業所データファイルの保存場所が違っていた
- 別の事業所データファイルに入力していた
- コンピューターが破損して事業所データファイルがなくなった
- 事業所データファイルを削除した
入力した内容が消えている場合
入力した内容は自動的に保存されるため、データを開きなおしても入力した内容が残っていない場合の確認方法は、次のFAQを参照してください。
入力した内容が消えている
ここでは、事業所データファイルの保存場所を確認し、見つからない場合は、履歴または自動バックアップから復元する方法を説明します。
事業所データファイルの保存場所によって確認方法が異なります。該当する手順をそれぞれ確認します。
保存場所がわからない場合は、両方確認します。
- 弥生ドライブに保存している事業所データファイルを開いている場合
(1)事業所データファイルの保存先を確認する
(2)[履歴]を確認する - コンピューターのローカルドライブに保存している事業所データファイルを開いている場合
(1)事業所データファイルの保存先(初期値)を確認する
(2)直前の自動バックアップファイルを確認する
弥生ドライブに保存している事業所データファイルを開いている場合
(1)事業所データファイルの保存先を確認する
弥生ドライブを起動して、保存先に最新の事業所データファイルがあるかを確認します。- 製品を終了します。
- 弥生ドライブを起動します。[名前][更新日時]から推測して、最新の事業所データファイルをダブルクリックします。
- 仕訳日記帳やその他帳簿、集計表で内容を確認して、最新の事業所データファイルであることを確認します。
同じような事業所データ名のファイルが複数存在する場合
手順2に戻って開きなおし、最新の事業所データファイルであるかを確認します。
旧製品がインストールされている場合
誤って旧製品の事業所データファイルに入力していることもあります。必要に応じて旧製品の事業所データファイルも確認します。
(2)[履歴]を確認する
弥生ドライブに保存してあるファイルの履歴から、最新の事業所データファイルがあるかを確認します。履歴から復元することによって、以前の状態に戻すことができます。- [名前][更新日時]から推測して、最新の事業所データファイルにチェックを付けます。
- メニューバーの[履歴]をクリックします。
- [保存した人](使用していた弥生IDのユーザー)と[更新日時]から推測して最新の事業所データファイルが存在していた日時にチェックを付けて[ダウンロード]をクリックします。
- [フォルダーの参照]画面で[デスクトップ]を選択して[OK]をクリックします。
- デスクトップからダウンロードした事業所データファイルのアイコンをダブルクリックして開きます。
- 製品が起動します。
- 仕訳日記帳やその他帳簿、集計表で内容を確認して、最新の事業所データファイルであることを確認します。
最新の事業所データファイルではなかった場合
直前の自動バックアップファイルを確認します。(2)直前の自動バックアップファイルを確認するに進みます。
- 事業所データファイルを弥生ドライブに移動します。
[ファイル]メニューから[事業所データを弥生ドライブに移動]をクリックします。 - [ファイルのアップロード]画面が表示されます。アップロードするフォルダーを選択して[アップロード]をクリックします。
- 「サーバー上に同じファイルが存在します。上書きします。よろしいですか?」のメッセージが表示されるので[はい]をクリックします。
- 「事業所データを弥生ドライブへ移動しました。」のメッセージが表示されるので[OK]をクリックします。
- 製品を終了します。
- 製品を起動して、最新の事業所データファイルが開くことを確認します。
弥生会計の起動と終了
コンピューターのローカルドライブに保存している事業所データファイルを開いている場合
(1)データ保存先の初期値を確認する
事業所データファイルの保存先(初期値)に最新の事業所データファイルがあるかを確認します。- 製品を終了します。
- Windowsのエクスプローラーからデータの保存先(初期値)を確認します。
Windowsのスタートボタンを右クリックして[エクスプローラー]をクリックします。
[ドキュメント]-[Yayoi]-[弥生会計○○データフォルダ]をクリックします。
データファイルの保存場所 - [名前][更新日時]から推測して最新の事業所データファイルをダブルクリックします。
- 仕訳日記帳やその他帳簿、集計表で内容を確認して最新の事業所データファイルであることを確認します。
同じような事業所データ名のファイルが複数存在する場合
手順2に戻って開きなおし、最新の事業所データファイルであるかを確認します。
旧製品がインストールされている場合
誤って旧製品の事業所データファイルに入力していることもあります。必要に応じて旧製品の事業所データフォルダも確認します。
上記を試しても最新の事業所データファイルが見つからない場合は(2)直前の自動バックアップファイルを確認するの手順2に進みます。
- 製品を終了します。
- 製品を起動して、最新の事業所データファイルが開くことを確認します。
弥生会計の起動と終了
(2)直前の自動バックアップファイルを確認する
製品の終了時にハードディスクに自動で保存されるバックアップファイルを復元することで、以前の状態に戻すことができます。- 製品を終了します。
- Windowsのエクスプローラーからバックアップファイルの保存先(初期値)を確認します。
Windowsのスタートボタンを右クリックして[エクスプローラー]をクリックします。
[ドキュメント]-[Yayoi]-[弥生会計○○データフォルダ]-[Backup]をクリックします。
データの保存場所 - [名前][更新日時]から推測して、最新の事業所データファイルが存在していた日時のバックアップファイルをダブルクリックします。(データ名の後に[-1]が付いているものが一番新しいバックアップファイルです)
- [バックアップファイルの復元]画面が表示されます。復元場所、復元データ名を設定して復元します。
自動バックアップファイルを復元する方法 - 「バックアップファイルの復元は、正常に終了しました。」のメッセージが表示されます。[OK]をクリックします。
- 「復元した事業所データを開きますか?」のメッセージが表示されます。[OK]をクリックします。
- 仕訳日記帳やその他帳簿、集計表で内容を確認して、最新の事業所データファイルであることを確認します。
自動バックアップについて
自動バックアップファイルは、1つの事業所データファイルにつき初期値で最大[-5](5つ)まで作成されます。
最新の事業所データファイルではなかった場合
コンピューターの中に最新の事業所データファイルが残っていないか、ローカルドライブ全体をWindowsの機能を使用して検索します。
バックアップファイルの検索方法 - 製品を終了します。
- 製品を起動して、最新の事業所データファイルが開くことを確認します。
弥生会計の起動と終了
製品の起動について
- 事業所データファイルのアイコンから起動している場合
デスクトップなどの事業所データファイルのアイコンから起動している場合、事業所データファイルが複数の場所に存在している可能性があり、最新の事業所データファイルがわからなくなってしまう原因になります。初期値の場所など(一定の同じ場所)に保存することをお勧めします。 - バックアップファイルのアイコンから起動している場合
バックアップファイルのアイコンから起動すると、毎回バックアップファイルの復元処理が実行されるため、バックアップファイルの内容に最新の事業所データファイルが上書きされてしまいます。バックアップファイルのアイコンからは起動しないようにしてください。
同じ現象を再発させないために
- 同じような事業所データ名のファイルが複数ある場合は、最新の事業所データファイルのみを残し、それ以外はバックアップしてから削除します
バックアップファイルの作成 事業所データの削除 - 複数の場所に事業所データファイルやバックアップファイルを保存せず、一定の同じ場所に保存します(初期値の保存先など)
データファイルの保存場所