スマート取引取込の「領域」と「アクセス権」について 弥生会計(スマート取引取込) サポート情報

ID:ida29286

スマート取引取込を初めて起動すると、銀行やクレジットカードなどの金融機関の取引やレシート・領収書をスキャナなどで取り込んだ取引といった、いろいろな取引データを保存する枠が作成されます。
これを「領域」といいます。

「領域」には、いろいろな取引データが保存されているため、セキュリティ上の観点から「領域」を閲覧できる方に制限をかけています。
これを「アクセス権」といいます。

スマート取引取込の起動に関する仕様は、以下を参照してください。
「スマート取引取込」の起動


領域
アクセス権

領域

「領域」の仕様1:「領域」の作成

スマート取引取込を起動すると、1つの事業所データに対して、1つの「領域」が作成されます。
00029286_001

スマート取引取込を起動していなければ、「領域」は作成されません。

「領域」の仕様2:「領域」の管理

「領域」はサービス契約ID単位で管理しています。

例えば、サービス契約ID:7******で3つの「領域」を作成し、サービス契約ID:8******で2つの領域を作成している場合、以下のように管理しています。
00029286_003A
※1つのサービス契約IDで作成できる「領域」の数に制限はありません。


「領域」の仕様3:サービス契約IDが複数ある場合

デスクトップの弥生 マイポータルにログインしている弥生IDに、あんしん保守サポートが有効な弥生会計(やよいの青色申告)のサービス契約IDが複数保有製品登録されている場合は、あんしん保守サポートの終了日が最も未来のサービス契約IDに「領域」が作成されます。

  • サービス契約ID:7******のサポート終了日 20X1年3月31日
  • サービス契約ID:8******のサポート終了日 20X1年12月31日

00029286_004A
※あんしん保守サポートが有効な弥生会計(やよいの青色申告)のサービス契約IDが保有製品登録されていなければ、「領域」の作成はできません。


アクセス権

「アクセス権」の仕様1:「アクセス権」の付与

「アクセス権」は、「領域」作成時のサービス契約IDに付与されます。

以下の例の場合、サービス契約ID:7******に「アクセス権」があります。
サービス契約ID:7******が保有製品登録されている弥生IDであれば、どの弥生IDでも同じ「領域」を閲覧できます。
00029286_005A
※サービス契約ID:7******が保有製品登録されていない弥生IDは、後述する「E0214」というエラーが発生して「領域」を閲覧することができません。


「アクセス権」の仕様2:「アクセス権」がない場合(「E0214」エラー)

「アクセス権」がない状態でスマート取引取込を起動しようとすると、「E0214」というエラーが発生して「領域」を閲覧することができません。

デスクトップの弥生 マイポータルにログインしている弥生IDに保有製品登録されているサービス契約IDが8******のみの場合、サービス契約ID:7******の「領域」は「アクセス権」がないため閲覧することができません。

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