「仮払/仮受消費税等に残高があります。」のメッセージが表示される

税抜経理方式の場合、決算時に消費税の清算仕訳を入力し、仮払/仮受消費税等の残高を0円にする必要があります。
「仮払/仮受消費税等に残高があります。」のメッセージが表示されていても、決算書のエクスポートは可能です。

清算仕訳を入力するための事前準備

本年度の会計期間の取引をすべて入力します。固定資産の減価償却費、貸倒引当金や棚卸資産についても入力します。消費税、法人税等に関する決算整理仕訳はこの後に登録します。
決算整理仕訳とは？手順や注意すべきポイントなどを解説
消費税の達人などの税務申告ソフトで、本年度の消費税納税額を確定させます。
達人シリーズ用のデータをエクスポートする
仮払/仮受消費税等の残高を確認します。
すべての期間が選択されている状態で、「仮払消費税等」「仮受消費税等」の［期間残高］を確認します。
仮払/仮受消費税等の勘定科目が非表示の場合は、［金額表示］を「税抜」に変更して確認してください。

「仮払消費税等」と「仮受消費税等」の残高が0円になるように、清算仕訳を入力します。
中間消費税を支払っている場合は、この仕訳で合わせて清算します。
仕訳を作成・編集・削除する

決算時の仮払消費税等の残高200,000円、仮受消費税等の残高400,000円、
確定納付額79,800円の場合

※消費税清算の差額は、「雑収入」または「雑損失」で仕訳します。
※税区分は「対象外」で仕訳します。