口座連携では登録できない仕訳や決算整理仕訳など、必要に応じて仕訳を作成できます。仕訳の作成は、仕訳帳や総勘定元帳から行います。仕訳帳は複合仕訳にも対応しています。
ここでは仕訳帳の画面を例に、仕訳の作成、編集、削除の手順を説明します。総勘定元帳でも手順は同じです。
総勘定元帳での仕訳の入力については、
総勘定元帳の使い方
も参照してください。
決算整理仕訳については
決算整理仕訳を作成する
を参照してください。
AIを使って仕訳を登録する
会計知識がなくても、AIを使って仕訳の登録ができます。
AI取引入力 β版で取引の内容を文章で入力すると、AIが入力した取引内容から仕訳を作成します。
AI取引入力で簡単に仕訳を入力する
仕訳の新規作成
- メニューの[帳簿]から[仕訳帳]を選択します。
- [+仕訳の新規作成]をクリックします。
一番上に、仕訳の入力エリアが表示されます。
- 日付や科目、金額などを設定します。
<免税、簡易課税の場合>
日付や科目、金額などを設定して手順4へ進みます。<一般課税の場合>
仕入れや経費の支払取引では、受領した請求書が適格請求書かを[請求書]で設定します。適格請求書は、2023年10月1日から開始されたインボイス制度の適格請求書(インボイス)の要件を満たす請求書のことです。
受け取った請求書が適格請求書または一部の交付義務が免除される取引の場合は、仕入税額控除できます。
受け取った請求書が適格請求書ではない場合は、仕入税額控除できません。制度開始後6年間は経過措置により一定割合控除することができます。
適格請求書(インボイス)についての詳細はインボイス制度の概要が知りたいを参照してください。
適格請求書(インボイス)の交付義務の免除については適格請求書を発行しなくてよいケースを参照してください。受け取った請求書が適格請求書の場合、または交付が免除される場合
[請求書]で「適格」を設定します。受け取った請求書が適格請求書ではない場合
[請求書]で「区分記載」を設定します。仕入税額控除割合は、取引日や取引金額に応じて自動で設定されます。
仕入税額控除割合についてはインボイス制度の経過措置を参照してください。2023/10/1から2029/09/30の1万円未満の取引の場合
インボイスの少額特例があり、適格請求書がなくても税込1万円未満の取引については仕入税額控除ができます。
少額特例についての詳細は少額特例(1万円未満の仕入や経費について)を参照してください。
弥生会計 Nextで少額特例を適用している場合、税込1万円未満の仕入れや経費の取引では仕入税額控除が「100%」となります。
少額特例の設定は、[事業所]の[消費税設定]で[少額特例]で行います。
事業所の基本情報や消費税設定を確認する - 入力が終わったら[作成]をクリック([Ctrl]+[Enter])します。
複合仕訳の作成
複合仕訳は仕訳帳で作成できます。仕訳の入力時に仕訳行を追加して複合仕訳を作成します。
仕訳行の追加
複数行の複合仕訳を入力するには、仕訳の入力、編集中の入力エリアで仕訳行を追加します。
仕訳行を追加したい位置の[+]をクリックします。
仕訳行の削除
仕訳行を削除するには、仕訳の入力、編集中の入力エリアで、削除したい仕訳行の[-]をクリックします。表示される確認メッセージで[削除]をクリックします。
仕訳入力時に貸借の差額を自動計算するショートカットキー
金額欄で「=」(半角)または「+」(半角)を入力すると、借方、貸方の差額が自動で計算されて入力されます。
既存の仕訳を複製して仕訳を新規作成
登録済みの仕訳を複製して、新しい仕訳を作成できます。類似した仕訳を入力する場合に便利です。
仕訳を複製するには、複製したい仕訳にチェックを付けて[複製]をクリックします。チェックを付けた仕訳を複製した、新しい仕訳の入力エリアが表示されます。
なお、複数の仕訳にチェックを付けた場合は複製できません。
仕訳の編集・一括置換・削除
仕訳の編集
仕訳の鉛筆アイコンをクリックすると仕訳が編集できる状態になります。
編集が終わったら[保存]をクリックします。
複合仕訳の編集
総勘定元帳から複合仕訳を編集したい場合は、鉛筆アイコンをクリックします。一時的に仕訳帳が表示され、仕訳内容を編集できます。編集後、[保存]をクリックすると総勘定元帳に戻ります。
借方と貸方を反転したい場合
入力、編集中の仕訳の借方と貸方を反転したい場合は、[貸借を反転]をクリックすると、現在入力中の科目や金額などが貸借で反転します。
登録済み仕訳に対して訂正仕訳や逆仕訳を作成する場合などは、既存の仕訳を複製して[貸借を反転]を行うと、貸借が反転した仕訳を作成できます。
仕訳の一括置換
仕訳帳に表示されている複数の仕訳について、勘定科目や税区分などの項目を一括で置換できます。
初期導入時のデータ整備や、特定の取引をまとめて修正したい場合に便利です。
- 仕訳帳で置換対象の仕訳を絞り込みます。
あらかじめ仕訳帳の[絞り込み]機能を使用して、対象の仕訳を表示させておきます。
仕訳帳の操作方法や、表示する仕訳の絞り込み手順については、 仕訳帳の使い方 の「表示する仕訳の絞り込み」をご確認ください。 - [一括置換]をクリックします。
[一括置換画面]が表示され、仕訳帳での絞り込み条件が引き継がれます。 - 置換対象の項目を選択します。対象項目を選択すると、[置換前]および[置換後]のリストが有効になります。
有効になったリストから、置換内容を指定します。 - [確認]をクリックします。置換後のイメージが表示されます。
置換前の条件に合致する仕訳がない場合
[一括置換を実行]は選択できません。
置換したくない仕訳がある場合
チェックを外すことで、置換対象から除外できます。
- 内容を確認し、[一括置換を実行]をクリックします。
一括置換の確認メッセージが表示されます。
内容を確認し、問題がなければ[OK]をクリックすると、一括置換が実行されます。
※確認中に他で変更された仕訳は、置換対象外となります。
仕訳の削除
削除する仕訳にチェックを付けて[削除]をクリックし、表示される確認メッセージで[削除]をクリックします。
明細データから登録された仕訳を削除した場合は、明細が「未仕訳」に戻ります。
複合仕訳の削除
複合仕訳の削除は仕訳帳でのみ行えます。