AI取引入力は、取引の内容を文章で入力すると、AIが入力した取引内容から仕訳を作成する機能です。
仕訳を手入力する必要がある場合に、会計知識がなくても簡単に入力できます。
※AI取引入力はβ版として提供しています。
AI取引入力の制限
AI取引入力で送信できるのは1か月(1日から月末まで)300回までです。
300回を超えると、翌月までAI取引入力は使用できなくなります。300回を超えた場合は、仕訳帳や明細ボックスから仕訳を登録してください。仕訳帳から仕訳を登録する
仕訳を作成・編集・削除する明細ボックスから仕訳を登録する
口座連携をしないで弥生会計 Nextを使い始めたい決算整理仕訳は入力できません。
決算整理仕訳は仕訳帳で入力します。
決算整理仕訳を作成する
取引内容の入力方法
AI取引入力は、取引の内容を文章で入力するだけで、AIが取引内容を整理して、仕訳を作成します。
AIが仕訳を作成するためには、取引内容に以下のような情報が含まれている必要があります。
日付 | 取引の日付 「11/12」「11月12日」「今日」「昨日」 ※日付が認識されない場合は、年(2025/11/12)まで入力してください。 |
金額 | 取引の金額 「1,000」「1000」「1000円」「\1000」 |
支払方法 入金先 | 「現金」「クレジットカード」「xxPay」「xxx銀行」「未払い/未収入」 |
内容 | 購入商品や目的、取引先名などの取引の内容 |
<入力例>
- 6/1 取引先〇〇との打ち合わせのため、秋葉原までの電車代540円を現金で支払った
- 6/1にxxx文具でノートとペンを1500円購入した。クレジットカードで支払った
- 6/1 〇〇〇(取引先名)からデザイン料150000円 xxx銀行に入金
- 6/1 5月分のデザイン料 50000円をxxx社へ請求 未収入
- 6/1に買掛金5000円を振り込んだ。振込手数料は310円。
AIを使って取引を入力する
領収書などを見ながら取引の内容を入力します。用意されている入力例を選んで、簡単に取引内容を入力することもできます。
AI取引入力の履歴は後から参照できません
AI取引入力で入力した内容や回答は、他の画面へ切り替えると消えてしまいます。後からAI取引入力の履歴を確認することはできません。
入力した内容から仕訳を登録する場合は、必ず仕訳の登録まで行ってから他の画面に切り替えてください。
- メニューから[AI取引入力 β版]を選択します。
- 取引の内容を入力します。
または、入力例から入力する取引に近いものをクリックして、入力された例を修正します。入力例を使った取引内容の入力
左にスライドしている入力例をクリックすると、入力例が取引の内容として入力されるので、日付や金額等を修正するだけで、必要な情報が含まれる取引内容が入力できます。
なお、入力例は自動的に左にスライドしていますが、入力例の上でマウスボタンを押したまま左右にドラッグすると、入力例を左右にスライドすることができます。 - 取引内容の入力が終わったら[送信]
をクリックします。 結果が表示されるまで若干時間がかかることがあります。
- 入力した内容をAIが整理した結果が表示されます。取引日や取引内容、金額が正しいことを確認します。
<取引内容の修正>
表示された取引内容を修正したい場合は、「取引の内容を入力してください」に、どの項目をどう修正するかを入力して送信すれば、AIにより変更が反映されます。
例えば、金額を修正したい場合は「金額を46000円に変更」のように入力します。仕訳を確認してから登録する場合
[仕訳詳細]をクリックすると、登録される仕訳が確認できます。
仕訳帳と同様に項目の修正ができます。補助科目の設定やその他必要に応じて変更することができます。
変更した仕訳をこのまま登録する場合は[作成]をクリックします。
- 取引内容に問題がなければ[作成]をクリックします。
[取引内容の整理]の結果から自動作成された仕訳が仕訳帳に登録されます。
「仕訳を登録しました!」の「仕訳確認」をクリックすると、ブラウザーの別タブで仕訳帳が表示され、登録された仕訳が確認できます。
仕訳の補助科目の設定
補助科目を登録していても、AI取引入力で作成される仕訳に補助科目が指定されないことがあります。必要に応じて、仕訳帳で補助科目を指定してください。
AI取引入力から登録した仕訳の確認、修正、削除
AI取引入力から登録した仕訳の確認、編集、削除は仕訳帳で行います。仕訳帳では登録した仕訳に証憑を添付することもできます。
仕訳帳は、メニューの[帳簿]から[仕訳帳]を選択して表示します。
仕訳帳の使い方
AI取引入力から登録した仕訳は[生成元]に「AI取引入力」と表示されます。[絞り込み]で[生成元]に「AI取引入力」を指定すると、AI取引入力で登録された仕訳だけを表示できます。
仕訳を作成・編集・削除する