部門を登録すると、部門ごとに費用や収益を管理できます。店舗ごとや本支店ごとに管理したい場合等に部門を利用します。
日々の仕訳の登録時に該当する部門を設定することで、特定の部門の仕訳だけを確認したり、部門別に集計することができます。
- 部門ごとの仕訳チェック
- 部門(店舗や本支店)ごとの費用や収益の把握
- 部門(店舗や本支店)ごとの残高の把握
残高試算表の、損益計算書、製造原価報告書について部門で絞り込んだ残高を確認できます。
ここでは以下について説明します。
部門の登録
部門は10階層まで登録できます。
階層化した部門を登録する場合は、親部門を先に登録します。子部門を登録する際は親部門を指定して登録します。
- メニューの[設定]から[部門]を選択します。
- [+部門の追加]をクリックします。
- 部門名や部門コード、サーチキーを入力します。既に登録されている部門の子部門として作成する場合は、親部門を指定します。
部門コード:登録済みの部門コード(半角英数字)と重複することはできません。
親部門:2階層目以下の部門を登録する場合は、親となる部門を指定します。営業部 最上位の部門のため親部門は「なし」で登録します。 営業1課 親部門で「営業部」を選択して登録します。 営業2課 親部門で「営業部」を選択して登録します。 - [追加]をクリックします。
部門が追加されます。
部門の削除
部門を削除するには、削除する部門のごみ箱アイコンをクリックします。削除の確認メッセージが表示されるので[削除]をクリックします。
なお、子部門がある部門は削除できません。削除したい場合、子部門をすべて削除のうえ、親部門を削除してください。
また、現在利用している会計年度に仕訳や残高がある部門も削除できません。
登録した部門を取引に指定
登録した部門は、明細ボックスや仕訳帳や総勘定元帳で取引に指定します。
<明細ボックスの場合>
[未仕訳]タブで、明細ごとに部門を指定できます。
明細データから仕訳を登録する(明細処理)
<仕訳帳の場合>
仕訳の借方、貸方ごとに部門を指定できます。
仕訳を作成・編集・削除する
部門管理している場合の総勘定元帳や消費税集計表について
総勘定元帳や消費税集計表の[部門]項目で部門を指定すると、部門ごとに仕訳や集計結果を確認することができます。
総勘定元帳の使い方
消費税の集計結果を確認する
例:総勘定元帳